戸山公園 | 関東公園ガイド [パークナビ]
               

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新宿区

戸山公園


戸山公園 箱根山の麓で遊具あそびにピクニック

 

戸山公園は新宿区にある都立公園です。
 
明治通りをはさんで東側は、標高44.6メートルの箱根山を中心に、アスレチック広場や児童コーナー、じゃぶじゃぶ池などの子供の遊び場がある箱根山地区。
 
西側は、運動やボール遊びができる多目的広場、遊具がある子供の広場、そして、プレイパークなど、スポーツとレジャーの施設がひろがっている大久保地区と、戸山公園は二か所に分かれています。
 
この記事では、戸山公園の子供の遊び場や、園内の見どころについて紹介します。

 
 
YouTubeでも戸山公園の動画が見れます!icon-external-link (4分21秒)
 

 

戸山公園の歴史

戸山公園は1954年(昭和29年)8月16日に開園しましたが、箱根山地区と大久保地区では開園に至るまでの歴史が異なります。
 

箱根山地区は江戸時代、徳川家藩主の下屋敷だった場所で、戸山荘という大名庭園がひろがっていました。
 
現在の箱根山地区の景観は、箱根の山と東海道の町並みを再現した大名庭園がルーツです。
 
明治から第二次世界大戦までは陸軍戸山学校があり、戦後は都営住宅団地として戸山ハイツが建設されました。
 
 
旧陸軍の医療施設が点在していた箱根山地区からは、1989年7月22日に、100体以上もの人骨が発見されたことから、戸山公園は新宿の心霊スポットとしても有名になりました。
 
 

大久保地区は旧陸軍の射撃場跡地を借用し、1964年(昭和39年)にゴーカート施設を持つ戸山交通公園として開園しました。
 
ゴーカート施設は1986年(昭和61年)に閉鎖され、その跡地には、緑の相談コーナーや図書室が開設。
その後、スポーツセンターや広場が順次整備され、現在の戸山公園の姿になりました。

 

戸山公園の箱根山地区

箱根山地区の入口は、箱根山西口・南口、大久保通り口、運動広場入口、早稲田口の5箇所です。
 
西早稲田駅、または高田馬場駅からは箱根山西口、東新宿駅からは大久保通り口、そして、早稲田駅からは早稲田口が、最寄りの入口になります。
 
戸山公園 箱根地区の、施設と見どころを紹介します。

箱根山
江戸時代の回遊式庭園の名残である箱根山は、山手線内で一番高い自然の山。
丸い玉を伏せたような形から、当時は玉円峰と称されていましたが、明治時代になって箱根山と呼ばれるようになりました。
登山道
園路から箱根山の頂上までは1分ほど。
戸山公園サービスセンターでは、登頂した方に登頂証明書を発行するサービスを行っています。
箱根山の頂上
頂上は約5m四方の広さ。周囲を樹木で覆われているため、木の枝葉が茂る時期は見晴らしは期待できませんが、落葉の季節には新宿副都心のビル群を望めます。
箱根山周遊散策路
箱根山を一周するように巡る散策路は、ジョギングやウォーキングにおすすめの場所。
山裾には桜や大久保ツツジが植栽されていて、春はお花見を楽しむ人たちで賑わいます。
スズカケの広場
箱根山の南側は樹木の生い茂った地域。
スズカケの広場は人気も少なく、自然観察やデートに適した場所です。
陸軍戸山学校跡
戸山教会の裏手にある陸軍の兵学校と集会所。終戦まで、ここで軍事の研究や教育が行われていました。
壁のつくりや建物が当時のまま残っています。
花の広場
ラベンダーやバラなど、季節の花木が楽しめる花の広場。
ピクニックができるベンチやあづまやも設置されています。
ひなたぼっこ広場
滝と渓谷があるひなたぼっこ広場。
夏の時期以外は、訪れる人の少ない広場です。
せせらぎ広場
水遊びや、おたまじゃくしなどの水生動物を観察できる小川と、ザリガニ釣りができる池があるせせらぎ広場。
広場の北側は、四阿とベンチが備わった緩やかな斜面になっています。

 

箱根山地区の子供の遊び場

戸山公園 箱根山地区のアスレチック広場と児童コーナーに遊具があります。

アスレチック広場
箱根山地区の東側には、丸太の上を渡ったり飛んだりするアスレチックや滑り台が設置されているアスレチック広場と、ボール遊びができる運動広場があります。
児童コーナー
ブランコや複合遊具であそべる児童コーナー。
ちかくの幼稚園や保育園の外遊びの場所としても利用されています。
じゃぶじゃぶ池
プールのようなかたちをした戸山公園のじゃぶじゃぶ池。
じゃぶじゃぶ池は、夏休み期間中に開放され、幼児から未就学児とその保護者が利用できます

 

戸山公園の大久保地区

大久保地区の入口は、高田馬場口、やくどうの広場口、子供の広場口、いこいの広場口、そして、明治通り口の5箇所です。
 
最寄り駅の西早稲田駅から明治通り口までは徒歩2分、高田馬場駅から高田馬場口までは7分です。
 
戸山公園 大久保地区の施設と見どころを紹介します。

疎林広場
明治通り口の前に広がる疎林広場は、雑木の中の散策の小路。
疎林広場の先には、健康遊具が設置されているジョギング広場があります。
やくどうの広場
ゴムチップ舗装されたやくどうの広場は、キャッチボールやサッカーなどボール遊びができる多目的運動広場。
ダンスの練習をしているグループも見かけます。
いこいの広場
噴水のあるいこいの広場。
ベンチに腰掛けて読書をするにはおすすめの場所です。
芝生広場
ボール遊びや凧揚げもできる芝生広場は、近隣の住民や早稲田大学の学生の憩いの場所になっています。
芝生広場のベンチではピクニックも楽しめます。
新宿スポーツセンター
体育館、プール、武道場、トレーニング室、ゴルフ練習場などのスポーツ施設がある新宿スポーツセンター。
センターには、コンビニやレストランもあります。
ジョギングコース
大久保地区には1周1,223メートルのジョギングコースが整備されています。
ジョギングコースのスタート・ゴール地点は高田馬場口です。

 

大久保地区の子供の遊び場

戸山公園 大久保地区の幼児コーナーと子供の広場に遊具があります。

幼児コーナー
高田馬場口のちかくにある幼児コーナーには、滑り台 砂場 木馬のスプリング遊具など未就学児向けの遊具が設置されています。
子供の広場
子供の広場は、ボルダリング付きの滑り台がある場所と、ブランコや鉄棒、砂場などの定番遊具がある場所の二か所に分かれています。
のびのび広場
大久保地区の南側にあるのびのび広場では、未就学児から小学生までが自由に遊べるプレイパークが開催されています。
プレイパークでは、木登りやターザンロープ、水遊び、木工作など手や体を使った遊びが楽しめます。

 
 

 

戸山公園へのアクセス

戸山公園へのアクセスは大久保地区と箱根山地区で異なります。

大久保地区

・JR山手線、西武新宿線「高田馬場駅」戸山口から徒歩7分(500m)
・副都心線「西早稲田駅」2番または3番出口から徒歩2分(140m) 
 

箱根山地区

・東京メトロ副都心線「西早稲田駅」から徒歩9分(700m)
・東京メトロ副都心線「東新宿駅」から徒歩8分(600m)
・東西線「早稲田駅」から徒歩9分(700m)
 

>戸山公園の駐車場

戸山公園には駐車場はありませんので、お車の方は周辺の時間貸し駐車場を利用してください。
 

 
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住所 東京都新宿区戸山2・3 大久保3
TEL 03-3200-1702 (サービスセンター)
公園情報開園時間 : 24h
入園料 : 無料
面積 : 186,471.81平方メートル
開園 : 昭和26年8月
園内の施設大久保地区
・サービスセンター
開所時間 : 8時30分~17時30分
閉所日 : 年末年始

・子供の広場

・プレイパーク(のびのび広場)
活動日 : 火曜日 木曜日~日曜日


箱根山地区
・じゃぶじゃぶ池
利用期間 : 夏休み
料金 : 無料

・アスレチック施設
・児童コーナー
・運動広場

※園内に売店、レストランはありません
                   
関連情報