あいかわ公園 | 関東公園ガイド [パークナビ]
               

東京 神奈川 埼玉 千葉 関東の公園、庭園、観光地を紹介しているパークナビ

       
関東公園ガイド パークナビ

           
愛川町

あいかわ公園


あいかわ公園の見どころは?
宮ヶ瀬ダムの観光放流と花の斜面

 

神奈川県立あいかわ公園は、宮ヶ瀬湖の直下にひろがる広大な公園です。
 
園内には、観光放流が行われる宮ヶ瀬ダム、ピクニックにおすすめの風の丘、つつじが一面に咲く花の斜面、そして、ハイキングができる自然観察林など、見どころや遊び場がたくさんあります。
 
この記事では、あいかわ公園の見どころとレジャーについて解説しますので、家族やグループであいかわ公園へ行く方は参考にしてください。

 

宮ヶ瀬ダムの観光放流

あいかわ公園の南側を流れている中津川には、宮ヶ瀬ダムと石小屋ダムのふたつのダムがあります。
 
宮ヶ瀬ダムは首都圏最大級のダムで、平成13年に完成しました。
宮ヶ瀬ダムで行われている観光放流は、毎秒30m3の水を放流するもので、高低差70mの人工の滝が出現し、水が織り成す壮大なショーを楽しむことができます。
 
観光放流は全国的にも例が少ないので、あいかわ公園に行った際には、ぜひ見学してみてください。
 
 
観光放流の実施時期
4月~11月の毎週水曜日、毎月第2日曜日、第2、第4金曜日
 
時間
11時~11時06分
14時~14時06分
 
 
あいかわ公園から宮ヶ瀬ダムまでは、中津川にかかる新石小屋橋を渡って20分ほどの距離ですが、あいかわ公園のパークセンターから、ロードトレイン「あいちゃん号」に乗っていけば約7分で宮ヶ瀬ダムへ到着します。
 
 

高さ120メートルの宮ヶ瀬ダム。
堤体上と堤体下を結ぶ乗り物には、有料のインクラインと無料のエレベーターがあります。
 
 
宮ヶ瀬ダムの堤体上と堤体下を結ぶインクラインは、ダム完成前は建設設備として利用されていたケーブルカーです。
最大傾斜は35度もあり、迫力のあるパノラマが楽しめます。

 

あいかわ公園の花の斜面


あいかわ公園は花の名所としても知られています。
 
40種類 4万4千株ものツツジが咲く3月下旬から5月上旬には、遠方からもツツジ鑑賞に訪れる人たちがたくさん。
 
あいかわ公園の花の斜面では、早咲き、中咲き、遅咲きのつつじが順番に花を咲かせますが、見頃は、多くのつつじが咲揃う4月中旬から下旬。
毎年、4月29日の昭和の日には、あいかわつつじまつりが開催され、2万人以上の来場者で賑わいます。
 
 
120種350株のバラが植栽されている中央広場のバラ園では、5月中旬から6月中旬にバラが見頃を迎えます。

 

あいかわ公園の花の日


あいかわ公園では、毎月第3日曜日に来訪された方に無料で花苗をプレゼントする、みやがせ花の日イベントを開催しています。
 
春はベゴニア、夏はマリーゴールド、秋はニチリンソウ、冬はパンジーなど、月によって配られる花が異なるので、毎月楽しみですね。
 
花苗のプレゼントはパークセンター前で行われます。
 
 
あいかわ公園では毎月一回、園内を散策しながら季節の花木を鑑賞する、自然観察ガイドを開催していますので、興味のある方は参加してください。
 
自然観察ガイドの詳細は、あいかわ公園の公式twilogで確認できます。

 

あいかわ公園の遊歩道をハイキング


あいかわ公園の北側にひろがる自然観察林には、南山の展望台へとつづく遊歩道が通っています。
 
遊歩道の入口は、冒険の森と花の森の二か所。
野鳥のさえずりを聞いたり、森の生きものを観察しながら、南山の展望台までは1時間20分ほどで行くことができます。
 
途中、尾根道の展望台には、お弁当がたべられる四阿もありますので、ピクニックにもおすすめ。
 
四阿から南山展望台へは20分ほど。
展望台からは宮ヶ瀬湖や丹沢の山々、遠くは新宿副都心のビル群も見れます。
 
 
遊歩道の分岐点には案内板が立てられているので迷うことはありません。
また、遊歩道は歩きやすいように整備されていますので、運動靴でも大丈夫。
気軽にハイキングが楽しめます。

 

あいかわ公園でピクニック

風の丘
 
あいかわ公園でピクニックをするのでしたら、横浜ランドマークまで見渡せる風の丘と、ボール遊びができるふれあい広場、ふわふわドームがある子供広場がおすすめです。
 
子連れピクニックなら、アスレチックがある冒険の森や、水遊びができるじゃぶじゃぶ池に近いふれあい広場と子供広場。
ピクニックデートなら、二人きりでのんびりできる風の丘がおすすめ。
 
広場にはベンチとテーブルもありますが、あいかわ公園では日よけ用のワンタッチテントやタープも利用できます。
 
 
ピクニックに欠かせないお弁当は、あいかわ公園のパークセンターと、工芸工房村の喫茶スペースでも調達できます。

 

あいかわ公園で工芸体験


あいかわ公園の工芸工房村は、愛川町の伝統工芸を広く県内外へ紹介する情報発信拠点として、また伝統工芸にふれあえる創作体験を通じて地域の関心を高め、来訪者と地域の交流を図る場としてオープンしました。
 
工芸工房村では、藍染め、機織り、紙漉き、陶芸、木竹工など、愛川町に関係する工芸の創作体験ができますので、工芸に興味のある方は参加されてみてはいかがでしょうか。
参加申し込みは当日、現地で可能です。

 

あいかわ公園の立ち寄りスポット

あいかわ公園に行ったら、ぜひ立ち寄りたい人気スポットを紹介します。
 
服部牧場で羊や馬にふれあう


あいかわ公園から1kmほどの場所にある服部牧場は、羊やヤギへのエサやりや、牛の乳しぼり体験ができる観光牧場。
 
無料で開放されている牧草地では、ピクニックや運動もできます。
 
牧場で生産された搾りたての牛乳をつかったアイスクリームや、ドイツソーセージなど、服部牧場でしか食べられないこだわりメニューも揃っていますので、あいかわ公園と併せて楽しんでみてはいかがでしょうか。
 
 
オギノパンのあげパン工場を見学


あいかわ公園から2kmほどの場所にあるオギノパンは、神奈川県内のB級グルメ大会で金賞を受賞したこともあるパン工場で、あげぱんと丹沢アンパンが有名です。
 
無料の工場見学に参加したり、飲食スペースで焼き立てパンを頬張ったり、もちろんテイクアウトもできますので、あいかわ公園に行く前にオギノパンに立ち寄って、ピクニックのお弁当用にパンを買っていくのも良いですね。
 
 
あいかわ公園のマップ

 

あいかわ公園へのアクセス

小田急線本厚木駅から
神奈川中央交通バス「センター経由半原」行きに乗車して「愛川大橋」バス停下車(約60分)
バス停からあいかわ公園まで徒歩約15分
 
JR・京王線橋本駅から
神奈川中央交通バス「三ヶ木」行きに乗車して終点で下車(約35分)
三ヶ木から神奈川中央交通バス「半原」行きに乗車して「石小屋入口」バス停で下車(約15分)
バス停からあいかわ公園まで徒歩15分

 

あいかわ公園の駐車場

あいかわ公園には駐車場が二か所あります。
 
南駐車場 461台
北駐車場 283台
 
利用料金
平日:無料
土日祝日、GW、春休み、夏休み期間 1回500円
 
利用時間
4月~9月 8:30~18:00
10月~3月 8:30~17:00

 

 
ルート検索


住所 神奈川県愛甲郡愛川町半原5423
TEL 046-281-3646(パークセンター)
公園情報開園時間:
4月~9月 8時30分~18時
10月~3月 8時30分~17時
入園料:無料
開園日: 2002年(平成14年)4月27日
面積:51.8ha
園内の施設・パークセンター 8時30分~16時30分
・冒険の森 9時~16時
・ふわふわドーム 10時~15時30分
・工芸工房村 9時~16時30分 (月曜休館)
・郷土資料館 9時~17時 (月曜休館)

・あいちゃん号
大人 300円
子ども 200円
幼児 100円

・インクライン
大人 往復500円 片道300円
子ども 往復300円 片道200円
幼児 往復150円 片道100円
                   
関連情報