東京 神奈川 埼玉 千葉 関東の公園、庭園、観光地を紹介しているパークナビ
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明石町は明治時代に外国人居留地として開かれた歴史のある街。隅田川河口部の西岸に位置し、鉄砲洲と呼ばれることもあります。
隅田川の河口に広がる明石町から築地周辺は江戸時代には一帯が武家屋敷でした。
明治維新の後、屋敷は取り壊され外国人専用の居留地が設立。周辺には各国の人が移り住み、教会、カトリック系学校、ホテル、アメリカ公使館などが建設されました。
隅田川沿いは海軍兵学校、西洋の技術を取り入れた製糸、靴、印刷などの工場も明石町に誕生しています。
文明開化の地、明石町は関東大震災で多くの建物を消失してしまいましたが、今も聖路加国際病院周辺にはいくつかの史跡が残り、歴史散策にはお薦めのエリアになっています。
外国公使館や領事館など、海外から知識人がやってきた明石町には、発祥の地が多いのが特徴です。
フランスの宣教師が開校した雙葉学園
キリスト教徒が設立した関東学園
また、慶応義塾や女子聖学院など、明石町には宗教と結びつきの強い学校が設立されました。
その他にも、芥川龍之介生誕の地、浅野内匠頭邸跡など、江戸から明治時代の著名人に関係する跡地も点在。
明石町散策のスタートはタイムドーム明石から。
明石町の歴史と文化を学べます。
1902年創設の聖路加国際病院は明石町のシンボル。キリスト教の精神のもとに医療、看護が実践されています。
1994年開業の聖路加ガーデンは現代の隅田川の象徴。ホテルレストラン、スポーツクラブ、オフィスからなる複合施設。
1875年に新築されたアメリカ公使館の跡地は聖路加病院の敷地内に。外国人居留地だった明石町にはこのような施設が数多くありましたが震災でほとんど消滅。
福沢諭吉が1858年、この地に慶応義塾を開設。生徒数は5名、オランダの学問を教えていました。聖路加看護大学前に史跡が残っています。
明石町をはじめ銀座、日本橋、築地エリアの歴史や文化を紹介する常設展示とプラネタリウムを営業するタイムドーム明石。
聖路加国際病院から隅田川河川までは忠臣蔵で有名な赤穂藩主、浅野家の屋敷のあった場所。その史跡が聖路加看護大学の西側に。
明治時代、明石町には牧場があり、1892年に牧場経営者の長男として生まれたのが作家、芥川龍之介。その生誕の碑。
明石町は医師、牧師、教師が多く住んでいた外国人居留地でした。当時は洋館が建ち並び賑わいをみせていたと思われる明石町の通り。
明石町の中心部にあるあかつき公園はアスレチック施設や噴水広場がある緑豊かな公園。周辺マンションに住む子供たちの遊び場。
聖路加看護大学の西側にある築地川公園。バーベキュー施設も。
1929年架橋された可動式の勝鬨橋。この橋から明石町散策のスタート。
聖路加ガーデン前の明石町河岸公園。隅田川沿いにテラスが続きます。
明石町散策におすすめの駅
・東京メトロ有楽町線「新富町駅」
・日比谷線「築地駅」
・都営大江戸線「勝どき駅」
住所 | 東京都中央区明石町 |
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