東京 神奈川 埼玉 千葉 関東の公園、庭園、観光地を紹介しているパークナビ
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泉の森は神奈川県大和市の引地川の水源地に広がる広大な自然公園です。
泉の森には川遊びやザリガニ釣りができる小川、ピクニックやデイキャンプが楽しめる広場、アスレチックがある広場など、家族やグループで楽しめるレクリエーション施設がたくさんあります。
この記事では、子どもと一緒に泉の森へお出かけする方のために、泉の森の楽しみ方と見どころをご紹介します。
泉の森は引地川沿いの谷戸田を整備して1982年に開園した水と緑があふれる緑地公園です。
42haの面積がある泉の森は、園内の中心を通る国道246号線をはさみ、南側には川あそびができる小川、釣りができるしらかしの池、バーベキューができるキャンプ場、アヤメや花菖蒲が咲く湿性植物園、そして大和市の自然を学べる自然観察センター・しらかしのいえなど、アウトドアレジャー施設がたくさんあります。
国道から北側は、大和水源地を中心に、自生の野草が群生する山野草園、カブトムシが棲む観察の森、野鳥観察デッキなど、大和市の原風景が広がっていますので自然散策におすすめのエリアです。
泉の森には駐車場が4箇所あります。
キャンプ場を利用する方は泉の森ふれあいキャンプ場駐車場または第二駐車場。
水遊びや魚釣りなら20台の駐車スペースがある、しらかしのいえに近い第一駐車場が便利です。
また、土日祝日は旧246号沿いに臨時駐車場が開設されます。
電車で泉の森へ行く方は、相鉄線の相模大塚駅が最寄り駅です。
泉の森で子どもが楽しめるアクティビティを紹介します。
泉の森で水遊びができる場所は遊びの小川です。
水車や吊り橋がある遊びの小川の人工渓流では、水の中に入っておたまじゃくしやアメンボなど川の生きものを観察できます。
遊びの小川は水深が浅いため、じゃぶじゃぶ池のような本格的な水遊びはできませんが、流れも緩やかですので、幼児でも安心して水遊びが楽しめます。
遊びの小川に掛かっている長さ53メートルの緑の架け橋。
木造のつり橋としては日本一の長さです。
泉の森では動植物の採集は禁止されていますが、生態系のバランスを崩すザリガニは釣ることができます
泉の森でザリガニが釣れる場所は、遊びの小川としらかし池の南側です。
泉の森でザリガニ釣りをするのでしたら、ザリガニが活動する4月から9月の朝と夕方がおすすめです。
釣ったザリガニは持ち帰るのがルールになっていますが、家で飼うことができなければ、しらかしの家で引き取ってくれます。
しらかしの池の魚釣りゾーンでは、コイやフナを釣ることができます。
魚は持ち帰りはできませんので、釣った魚は池にリリースしてください。
泉の森の東側には草柳園フィッシングセンターという釣り堀もあります。
泉の森には幼児でも楽しめる遊具広場が二か所あります。
泉の森ふれあいキャンプ場に隣接している広場には、ターザンロープが設置されています。
遊具の周辺は広場になっていますので、ボール遊びやバトミントンなど、からだを思いっきり使って遊べます。
高架下のソリゲレンデ
せせらぎ広場に近い橋の下にある遊具はネット登りとソリゲレンデ。
泉の森ではソリの貸し出しは行っていませんので、ソリスベリをするのでしたら段ボールやヒップソリを持参しましょう。
泉の森でデイキャンプができる場所は、泉の森ふれあいキャンプ場です。
炊事場と屋外卓も完備されているキャンプ場では、食材を持参すれば、無料でバーベキューやデイキャンプが楽しめますので、川遊びの後は、家族でバーベキューランチはいかがでしょうか。
泉の森にはイチリンソウやキツリフネなど900種の植物、カワセミをはじめ50種の野鳥、そしてトンボやアゲハ蝶などの昆虫が生息していますので、子どもと一緒に植物や昆虫を探しながら散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。
カブトムシが棲む観察の森。
秋はどんぐり拾いもできます。
泉の森の散策路は、平坦で歩きやすいので、小さな子どもと一緒でも大丈夫。
散策路には要所要所に案内版が出ていますので迷うことはありません。
泉の森を散策するのでしたら、まず立ち寄りたいのが、大和市自然観察センター しらかしの家。
しからしの家には、泉の森に棲息している生き物の写真が展示されているほか、自然観察ができる展望デッキがあります。
しらかしの家には、幼児が絵本を読んだり、靴を脱いでくつろげるキッズコーナーや、飲食ができるベンチも備わっています。
泉の森にはワンタッチテントやタープ、レジャーシートの持ち込みができます。
園内にはベンチやテーブルも備わっていますが、食べ物を販売しているお店はありませんので、ピクニックならお弁当を持参してください。
泉の森でピクニックにおすすめの場所を紹介します。
屋外教室広場
クロマツ林に囲まれた屋外教室広場には、お弁当が食べられる円形の大きなベンチが備わっています。
屋外教室広場は、森の中で鳥のさえずりを聴きながらピクニックができる場所です。
しらかし広場
しらかしの池の西側に隣接するしらかし広場では、芝生の上にレジャーシートやテントを広げてピクニックが楽しめます。
展望デッキ
しらかしの池が一望できる展望デッキには、ピクニックや休憩ができる東屋があります。
水車小屋広場
お弁当が食べられるテーブルとベンチ、そして喫煙所が設置されている水車小屋広場。
広場にはお菓子や飲み物、水鉄砲やシャボン玉などの子どものおもちゃを売っている売店もあります。
ひなた山展望台
泉の森の高台にある、ひなた山展望広場からは、国道を走る車が眺められますので、車好きの子どもと一緒にピクニックをするのでしたらおすすめの場所です。
泉の森の見どころ
しらかしの池
しらかしの池は、引地川の水源から流れる水を保全し、周辺の宅地を洪水から守るために整備された調整池です。
しらかしの池に突き出すように設置されている、ふれあいステージは、池と森の風景が一望できる絶景スポットです。
湿生植物園
泉の森の湿性植物園では、ハンゲショウ、ミソハギ、ジュズダマなど、湿地に生息する植物が観察できます。
水車小屋
直径3.64mの水車が回っている水車小屋。
小屋には米をつく杵と臼があり、子どもの体験学習でも利用されています。
大和のシラカシ林
大和市の一帯はその昔、シラカシ群集と呼ばれるほどカシ類の植物が多い場所でした。
泉の森のしらかしの池の西側に広がるシラカシ林は、貴重な場所として、神奈川県の天然記念物に指定されています。
菖蒲田
泉の森の中池には、3,000株の花菖蒲が咲く菖蒲田が広がっています。
泉の森のハナショウブの見頃は5月下旬から6月中旬。
木道を歩きながら花菖蒲が鑑賞できます。
引地川の水源地
泉の森には、大和市から相模湾へと流れる引地川の源流があります。
1992年まで上水道として利用されていたため、水源地の周辺は柵に覆われていて中に入ることはできませんが、湧き水から流れるせせらぎを見学できます。
郷土民家園
大和市内で江戸時代に建てられた民家2棟を移築復元した郷土民家園。
室内では昔の農具や生活用品などを見学できます。
泉の森を動画で観てみる
・相鉄線「相模大塚駅」から徒歩12分(900m)
・小田急線、相鉄線「大和駅」から徒歩19分(1.5km)
・小田急線「鶴間駅」から徒歩21分(1.7km)
泉の森には無料駐車場が四か所あります。
・泉の森第1駐車場
場所:自然観察センター近く
利用時間:9時~17時(6月~9月は19時まで)
収容台数:20台
・泉の森第2駐車場
場所:相模大塚駅側
利用時間:9時~17時(6月~9月は19時まで)
収容台数:70台
・泉の森ふれあいキャンプ場駐車場
利用時間:9時~16時(7月8月は18時まで)
収容台数:32台
・泉の森臨時駐車場
場所:ふれあいの森近く
利用時間:土日祝のみ開場
収容台数:32台
泉の森の周辺の公園
大和ゆとりの森で遊具あそびにピクニック
住所 | 神奈川県大和市上草柳 1728 TEL : 046-264-6633(自然観察センター) |
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公園情報 | 開園時間 : 24h 入園料 : 無料 |
園内の施設 | ・しらかしの家(森の生き物の自然観察センター) ・郷土民家園 ・キャンプ場 利用時間 : 9時~16時(8月9月は18時まで) 利用料 : 無料 バーベキューセット無料貸し出しあり(要事前予約) |