東京 神奈川 埼玉 千葉 関東の公園、庭園、観光地を紹介しているパークナビ
東京 神奈川 埼玉 千葉 関東の公園、庭園、観光地を紹介しているパークナビ
砧公園(きぬたこうえん)は、世田谷区用賀にある、おおきなファミリーパーク。
園内には、2020年にオープンしたみんなの広場や、アスレチック遊具の子供の森。
ピクニックやボール遊びができる芝生のファミリーパークなど、家族で一日楽しめる場所がたくさんあります。
この記事では、子どもと一緒に砧公園へ行く方のために、砧公園でピクニックができる場所と子供の遊び場について解説します。
➡GoogleEarthで砧公園の3D映像を見る (1分32秒)
パークナビのYouTubeチャンネルへ移動します
砧公園の敷地面積は39ヘクタールと、都立公園の中では9番目の広さがあります。
砧公園の前身は、都立のゴルフ場でしたが、多くの都民にレクリエーションの場を提供する目的から、1966年(昭和41年)5月、砧ファミリーパークとして開園しました。
園内の東側は、みんなの広場や子供の森、そして野球場やサッカー場など、遊びとスポーツのエリア。
世田谷美術館もあります。
一方の西側は、広大な芝生広場を中心に、バードサンクチュアリや吊り橋、小川など、自然の景観が広がるエリア。
930本の桜が植えられているファミリーパークは、お花見の名所になっています。
砧公園のおもな入口は、環八沿いにある正門と風景(ふけい)の門、大蔵通り沿いの西門と大蔵門の4箇所です。
用賀駅から徒歩で砧公園へ行く方や、バスを利用する方は正門または風景の門から入ります。
車で出かける方は、環八から50メートルほど西側にある、駐車場入口を利用してください。
砧公園では、テントやイス、テーブルを設置することは禁止されていますので、レジャーシートを敷いてピクニックができる場所と、ベンチに腰掛けてお弁当をたべることができる場所を紹介します。
砧公園の敷地の約半分を占めているのが、芝生広場のファミリーパーク。
砧公園の前身がゴルフ場だったこともあって、ファミリーパークはなだらかな斜面がつづく広大な広場。
レジャーシートをひろげてピクニックを楽しんだ後は、キャッチボールなどのボール遊び、凧揚げ、バトミントンなど、芝生の上でおもいっきり体を動かして遊べます。
ファミリーパークの外周には、お散歩やジョギングができる散策路と、約1.7キロメートルのサイクリングコースが巡っています。
また、芝生広場の南側には犬の散歩コースも整備されています。
砧公園にはベンチとテーブル、そして屋根もついている休憩所と四阿が3箇所あります。
砧公園にはお弁当がテイクアウトできる売店や、ベンチもありますので、手ぶらでもピクニックが楽しめます。
しかし、行楽シーズンや週末はたくさんの人で賑わいますので、レジャーシートとお弁当は持参した方が良いでしょう。
ジュースやビールなどの飲み物は売店で調達できます。
注意したいのは、砧公園にはゴミ箱がありませんので、ゴミを持ち帰るゴミ袋もあると便利です。
写真展の後、世田谷美術館の地下にある“セタビカフェ”へ。
“自動販売機しかなくて殺風景だった休憩所”を、“食事もできるお洒落なオープンカフェ”に改修するよう私が議会で提案し、実現したカフェです。外の空間でもお茶ができて開放的です。そば粉のガレットが人気。#セタビカフェ#そば粉のガレット pic.twitter.com/xnYnI1MQqt— 田中優子(世田谷区議会議員) (@setagaya_tanaka) October 11, 2020
セタビ・カフェ
砧公園にはキッチンカーは出店していませんが、パークス砧梅園前店と美術館前店では、焼きそば、カレー、おにぎりなどの食べ物から、飲み物までテイクアウトすることができます。
犬と一緒でしたら、ペット同伴で食事ができるセタビ・カフェもおすすめ。
世田谷美術館の前にあるカフェでは、おしゃれな雰囲気の中でランチが楽しめます。
ただし、屋外ですので寒い日は避けた方が賢明です。
砧公園の子どもの遊び場は、園内の東側に集中しています。
砧公園の環八沿いにひろがる、みんなの広場は、以前、アスレチック広場と呼ばれていた場所。
2020年3月に、インクルーシブ遊具が設置されたみんなの広場としてオープンしました。
インクルーシブとは、「包括的な」「包み込む」という意味。
みんなの広場には、車いすに乗ったままでも楽しめる複合遊具や迷路など、障害をもつ子どもも、そうでない子どもも一緒に遊べるよう工夫された、ユニバーサルデザインの遊具が設置されています。
遊具だけではなく、みんなの広場は、ケガや事故のリスクを減らすため、地面はクッション性に優れたゴムチップ舗装、アスファルト部分は滑りにくい樹脂系舗装になっていて、段差もなく、車いすでもスムーズに移動できるよう工夫がされています。
みんなの広場の全景
みんなの広場の遊具
みんなの広場の一角には、スプリング遊具やネット遊具が設置されているわくわく広場があります。
わくわく広場は7歳未満の未就学児専用の遊び場。
利用には保護者の同伴が必要です。
みんなの広場は日影が少ないので、夏場は帽子や水分補給など、子供の熱中症対策を忘れずにしてください。
広場ではレジャーシートを広げることもできますが、日よけになるものがありませんので、日差しの強い季節は避けた方が良いでしょう。
みんなの広場には、屋根付きのベンチがあるパーゴラが設置されています。
みんなの広場とわくわく広場は、柵に囲まれていて、利用できる時間が決まっています。
利用時間
4月~8月 9時から17時
9月~3月 9時から16時
砧公園のほぼ真ん中、樹木に覆われた子供の森には、幼児向けのアスレチックをはじめ、ブランコ、滑り台、ジャングルジムなどの遊具や、健康遊具が設置されています。
子供の森の大部分は日陰になっていて、ベンチやテーブルがたくさんありますので、子供と一緒にピクニックも楽しめる。
また、昆虫と触れ合ったり植物を観たり、秋はどんぐり拾いなど、子供の情操に役立つ遊びもできます。
尚、バーベキューがしたくなるような自然の景観がひろがっている子供の森ですが、残念ながら砧公園にはバーベキュー場はなく、また、火器の使用も禁止されています。
砧公園は、都内では珍しいカブトムシが捕れる公園として有名です。
園内の各所に、カブトムシやクワガタが集まるクヌギとコナラが植わっていますが、とくに大蔵門から谷戸川に挟まれた雑木林が虫捕りのメッカ。
カブトムシは6月下旬から8月上旬まで、捕ることができます。
カブトムシは朝方、または夜7時頃から9時頃にかけて活動するので、早朝または晩ごはんのあと、子どもと一緒に虫捕りに出かけてみてはいかがでしょうか。
砧公園は、24時間開放されています。
園内の売店には、虫捕り網や虫かごも売っていますが、売店の開いている時間帯は、成果は望み薄です。
東急田園都市線「用賀駅」南口から徒歩13分(1.0km)
・バスを利用する
用賀駅から東急バスの美術館行き(用22)に乗車して終点で下車。
(所要時間15分)
バス停から砧公園まで徒歩2分(150m)
小田急線「千歳船橋駅」から、東急バスの田園調布行き(園01)に乗車し「砧公園緑地入口」バス停で下車。
(所要時間9分)
バス停から公園まで徒歩1分。
小田急線「成城学園前駅」南口から、東急バスの都立大学駅北口行き(都立01)に乗車して「岡本一丁目」バス停で下車。
(所要時間12分)
バス停から公園まで徒歩3分(190m)
砧公園の駐車場は、環八通りの世田谷清掃工場前交差点を曲がり美術館通りの左手にあります。
利用時間:24時間
料金:1時間300円 以降20分100円
収容台数:236台
住所 | 東京都世田谷区砧公園1-1 TEL 03-3700-0414(公園サービスセンター) |
---|---|
公園情報 | 開園時間 : 24h 入園料 : 無料 |
園内の施設 | ・みんなの広場(遊具施設) 利用時間 : 9時~16時(4月~8月は17時まで) ・アスレチック広場 ・チリリン広場 ・バラ園 ・サイクリングコース ・犬の散歩コース ・バードサンクチュアリ ・野球場 ・サッカー場 ・売店 営業時間 : 9時~17時 定休日 : 月曜日 年末年始 ・世田谷美術館 |