東京 神奈川 埼玉 千葉 関東の公園、庭園、観光地を紹介しているパークナビ
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小宮公園は八王子のひよどり山の麓に広がる里山公園です。
小宮公園にはアスレチックがある遊具広場、テントを広げてピクニックができる草地広場、そして、雑木林の中を歩くハイキングコースなど様々な遊び場が揃っていますので、子どもが飽きずに遊ぶことができます。
この記事では子どもと一緒に小宮公園へ行く方のために、おすすめの楽しみ方と小宮公園の見どころを紹介します。
小宮公園は、八王子市のひよどり山と加住丘陵(かすみきゅうりょう)の斜面に整備された都立公園です。
この場所は戦国時代、武田信玄が八王子の滝山城を攻撃する際に、現在の小宮公園の頂を「兵取山」と呼んでいたことから、ひよどり山と名づけられたそうです。
小宮公園の高台にあるひよどり山と、駐車場がある公園の入り口の間には、ハイキングや自然散策が楽しめる、雑木林に囲まれた散策路が巡っています。
また、小宮公園には、遊具広場やキャッチボールなどのボール遊びができる原っぱ、沢遊びができる大谷沢、昆虫や植物が観察できる森など、子どもが楽しめる場所がたくさんありますので、週末の家族レジャーにはおすすめの公園です。
小宮公園には入り口が4か所あります。
自動車で行く方は正面入り口にあるサービスセンター前駐車場、または弁天池の近くの弁天池口を利用してください。
中央高速 八王子ICから小宮公園の駐車場までは約6分(3.2km)です。
20台のスペースがあるサービスセンター前駐車場
10台のスペースがある弁天池駐車場
尚、小宮公園は24時間開放されていますが駐車場は17時までですので注意してください。
小宮公園の入口は高台のひよどり山にも2か所ありますが駐車場はありません。
小宮公園は広大な公園ですので、ピクニックや遊具あそび、ハイキングなど、目的を絞って遊びに行くことをおすすめします。
小宮公園を効率的に楽しむための2つのコースをご案内します。
小宮公園の正面入り口から三段広場へと続くけやきの小道沿いには、幼児向けの遊具広場、テントやレジャーシートを広げてピクニックができる草地、お花畑、そしてボール遊びができる広場が連なっていますので、子どもと一緒に手軽にレジャーが楽しめます。
けやきの小道はバリアフリールートになっていますので、ベビーカーや幼児連れの方でも大丈夫です。
遊具広場
小宮公園の遊具広場は正面入り口の左手にあります。
ターザンロープ、アスレチック、滑り台が付いた複合遊具など、遊具広場には3歳から利用できる遊具が設置されています。
遊具広場には屋根付きのベンチとテーブルもありますので、お弁当を食べたり、ママの休憩場所としても利用できます。
花畑
けやきの小道の南側に広がる広大なお花畑では、春はチューリップやポピー、夏は花菖蒲やひまわり、そして秋はコスモスやコキアなど、季節のお花が鑑賞できます。
植物の世話をしているスタッフの方にお話を伺うこともできます。
花畑前の広場
花畑の東側にある広場には、あずまや、テーブル、ベンチがありますので遊具あそびの後のピクニックにおすすめです。
芝生広場ではボール遊びもできます。
三段広場
テントやレジャーシートを広げてピクニックができる三段広場。
三段広場は見晴らしが良く、八王子の市街地を眺めながらお弁当が食べられます。
三段広場にはテーブルも4台ありますのでお弁当だけ持参すればピクニックが楽しめます。
小宮公園の駐車場からひよどり山へは、野鳥の名前が付けられた散策コースが12本巡っています。
散策コースの最高標高点になるひよどり山と、最低標高点の大谷弁天池の標高差は30m。
高低差が少ないなだらかな丘陵ですので、子どもと一緒に散策が楽しめます。
ベビーカーや幼児連れの方でも歩けるかわせみの小道コースと、途中の見どころをご紹介します。
雑木林ホール
サービスセンターに併設している雑木林ホールは、八王子の里山の自然について学ぶことができる施設です。
小宮公園をハイキングする前に立ち寄って散策マップを入手しましょう。
雑木林ホールには小宮公園で見ることができる野鳥や昆虫、植物の写真や標本など、様々な資料が展示されていますので子どもの自然学習の場としておすすめの施設です。
山野草園
雑木林ホールの隣にある山野草園では、八王子の里山に生息する山野草が鑑賞できます。
大谷弁天池
弁天池口の駐車場の近くには、ひよどり山の湧き水を水源にしている大谷弁天池があります。
池では魚釣りや水遊びはできませんが、亀や鯉、ザリガニなどの生き物を観察できます。
大谷弁財天
池のほとりにある大谷弁財天は、1738年に武蔵国多摩郡大谷村の住人が五穀豊穣を祈願するために建てたと言われています。
かわせみの小道
弁天池を起点に、かわせみの小道を通ってひよどり山の草地広場まで続くハイキングコースをご紹介します。
木道のバリアフリールートは、途中のひよどり沢までですが、ひよどり沢から草地広場へ続くさんこうちょうの小道には急坂や階段はありませんので子どもでも楽に歩けます。
弁天池からひよどり沢までは約10分。
ひよどり沢から草地広場までは約5分です。
コナラの雑木林に囲まれたこなら平。
右手に進めば草地広場まで近いのですが、広場までは急な階段が続きますので、子どもと一緒なら左手に進み、大谷沢沿いのかわせみの小道を歩いていきましょう。
ハイキングコースの要所には案内板が建てられていますので道に迷うことはありません。
ひよどり沢
木道はひよどり沢までですので、幼児連れやベビーカーの方は、ひよどり沢のベンチで休憩し、同じ道を引き返しましょう。
大谷川源流
ひよどり沢のデッキの近くにある大谷川源流は、東京の名湧水57選に選ばれている湧き水です。
初秋になると大谷川源流の周辺では赤紫色のツリフネソウが一斉に開花します。
さんこうちょうの小道
ひよどり沢から草地広場まではさんこうちょうの小道を歩きます。
草地広場
小宮公園の草地広場では、親子で楽しむキャッチボールやサッカーなどのボール遊び、凧揚げ、バトミントン、フリスビーができますので、子どもと一緒に小宮公園へ行く方は、ボールなどの遊び道具を持っていくと楽しめます。
草地広場ではテントやレジャーシートを広げてピクニックができますが、テーブルも4台ありますのでお弁当だけ持参すればピクニックが楽しめます。
草地広場にはトイレも完備されています。
小宮公園の様子を動画で観てみる
小宮公園では食べ物の持ち込みや、レジャーシートやワンタッチテントの設置ができます。
園内に売店や飲食店はありませんのでピクニックならお弁当と飲み物をもって出かけましょう。
小宮公園にはベンチとテーブルもありますが、週末や行楽シーズンは混雑しますのでレジャーシートがあると安心です。
小宮公園では以下のことは禁止されています。
(ドングリや落ち葉拾いはできます)
(園内に犬を入れることは可能)
JR「八王子駅」北口、または京王線「京王八王子駅」から、西東京バスの宇津木台行き(バ08)に乗車して「八王子郵便局」で下車。
(所要時間5分)
バス停から小宮公園まで徒歩7分(500m)
住所 | 東京都八王子市大谷町、暁町2 TEL : 042-623-1615(公園サービスセンター) |
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公園情報 | 開園時間 : 24h 入園料 : 無料 |
園内の施設 | ・雑木林ホール (自然展示室) ・草地広場 ・遊具広場 |