東京 神奈川 埼玉 千葉 関東の公園、庭園、観光地を紹介しているパークナビ
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明月院は神奈川県鎌倉市にあるアジサイの名所です。
国の史跡にも指定されている明月院の境内には、アジサイが植栽されている表参道、ハナショウブと紅葉の時期だけ公開される後庭園、そして鎌倉一の絶景が見れる悟りの窓や鎌倉十井(かまくらじっせい)のひとつである瓶(つるべ)の井など、見どころがたくさんあります。
この記事では、明月院のアジサイの見頃の時期と開花状況、そして明月院の見どころを紹介します。
明月院のアジサイの見頃は6月中旬から下旬です。
アジサイは5月下旬から色づきはじめ、7月上旬までの約1か月間、楽しむことができます。
5月30日 アジサイの色づき始め
皆様おはようございます
いよいよ紫陽花の季節ですね!必ず浮かぶのは明月院ブルー、鎌倉の明月院に咲くアジサイです。最高染まり始め、すごく素敵です。
今年の6月はゆっくり観れるかなぁ❓今週もよろしくお願いします#TLを花でいっぱいにしよう #明月院 #アジサイ pic.twitter.com/eV8dJ0762T— myyou🌸 (@riazonmiyu) May 29, 2022
6月8日 アジサイの開花
北鎌倉にある明月院。境内のアジサイは殆どが開花し,、少しづつ色づきを増しています。まだピークの時期ではありませんが、境内は多くの拝観者で賑わっています。6月8日撮影。鎌倉来訪の際は感染予防対策をお願いいたします。アジサイ開花状況一覧は⇒https://t.co/SLsuGYDAv6 pic.twitter.com/bEv1SwJaD5
— 鎌倉市観光協会 (@kamakura_kyokai) June 8, 2022
6月25日 アジサイの見頃
去年入れなかった明月院にアジサイ見にきた!想像よりすごいボリューム
庭一面のアジサイでトンネルも圧巻。 pic.twitter.com/HgN9NeGQPf— JANNKER (@syourin815) June 25, 2022
明月院のアジサイの種類は、日本古来の品種であるヒメアジサイが中心です。
女性的で優美なカタチと色は、明月院ブルーという名前で親しまれています。
明月院にはヒメアジサイの他にもガクアジサイ、ヤマアジサイ、タマアジサイが植栽されています。
明月院がなぜ紫陽花の名所になったかというと、第二次世界大戦後、参道を整備する物資が不足し、杭の代わりに手入れが比較的簡単な紫陽花を植えたことがはじまり。
現在ではあじさい寺と呼ばれ、明月院全体で約2,500株の紫陽花が植わっています。
紫陽花鑑賞におすすめの場所は、拝観口から中門へとつづく表参道。
鎌倉石でつくられた幅1メートルほどの石段の両側には、ビッシリとアジサイが植栽されています。
明月院の正門。ここから中門まで約50メートル、アジサイの径がつづきます。
6月の週末は、大勢の見物客で表参道は混雑し、表参道では花をゆっくり鑑賞したり写真を撮ることも困難な状況になりますので、のんびりと鑑賞したい方は、表参道の左側にある中参道がおすすめ。
中参道を下っていけば休憩所や、お茶や和菓子がいただける御茶席「月笑軒」があります。
明月院の見どころ
鎌倉 明月院(神奈川) pic.twitter.com/GdcjFhgOLb
— きれいな風景~Have a break~ (@new_rakuen) May 3, 2021
明月院の本堂にある丸窓は、悟りの窓といわれ、アジサイと並んで明月院の見どころになっています。
悟りや真理、大宇宙などを円形で象徴的に表現した丸窓ごしに臨める本堂後庭園は、鎌倉を代表する絶景。
特に紅葉シーズンは、丸窓から息をのむような美しい風景をみることができます。
本堂の中へは特別な日を除いて入ることができないため、見学や写真撮影は悟りの窓から5メートルほど離れた屋外からになりますが、直径1メートルちょっとの丸窓から少しだけ見える景色が、逆に後庭園の美しさを際立たせます。
石と砂で山水の地形を表現した枯山水(かれさんすい)庭園は、仏教の宇宙観である須弥山(しゅみせん)思想がテーマ。
4月と5月はサツキとツツジが拝観者の目を楽しませてくれます。
本堂の南側には、初夏の花菖蒲の時期と、紅葉の見ごろに合わせて一般開放される後庭園がひろがっています。
花菖蒲の見ごろは5月下旬から6月中旬ですので、この時期は紫陽花と花菖蒲が同時に鑑賞できます。
後庭園への入園は拝観料とは別に500円の料金がかかるためか、紫陽花のシーズンでも本堂北側の参道と比べれば空いています。
紅葉シーズンの公開時期は、11月下旬から12月中旬です。
明月院でうさぎ🐇さん見つけたよ〜可愛い pic.twitter.com/84hqMa63l4
— Yumi (@Hagi175) November 29, 2020
明月院にはウサギの宇宙ステーションと命名されたウサギ小屋をはじめ、境内のあちこちにうさぎの石像が設置されています。
境内にうさぎが多い理由は、今昔物語の「月と兎」に出て来る仏教説話で、月の影の模様が兎に見えることから、月には兎がいるとされ、ウサギは月からの使者、つまり神からのお使いと考えられていたことに起因します。
明月院の名前に「月」が入っていたため、明月院では、「月の広場」や「うさぎ小屋」など、月と兎にちなんだ名称や装飾物が多いんです。
跳んでツキを呼ぶうさぎは開運の象徴として、うさぎをモチーフにしたお守りが境内の売店で売られています。
明月院を開山した密室守厳(みっしつしゅごん)の木像が祀られている開山堂。
左手には鎌倉で最大の明月院やぐらがあります
水質に恵まれなかった鎌倉で、質の良い水が湧き出す10の井戸のひとつに数えられた瓶ノ井(つるべのい)。
鎌倉十井の中で現在も利用できる貴重な井戸です
明月院の御朱印 pic.twitter.com/Zs3woRmMcY
— サチコ (@cyupy3851) June 11, 2022
明月院への参拝の証として御朱印をもらいたい方も多いと思いますが、明月院では下記のような心得を定めています。
「自家の先祖供養、現世の安穏(あんのん)、ご自身ご家族の様々な祈願のために写経をしてご本尊にお納めした方が、その証としに授かるのが本来の御朱印です。
納経されてなくてもこれらを心してお授かりください。」
御朱印は記念スタンプではないことを肝に銘じ、御朱印をいただく際は、ノートや紙ではなく、御朱印帳を用意してください。
境内の売店では、かわいいうさぎが描かれたオリジナルの御朱印帳を販売しています。
御朱印の受付時間は9時~16時(途中20分~40分の休憩時間あり)
御朱印の初穂料(謝礼)は300円です。
・JR横須賀線「北鎌倉駅」から徒歩8分(650m)
・JR鎌倉駅東口から、江ノ電バスの上大岡行き(A21)、または大船駅東口行き(N2)に乗車して明月院バス停で下車。
(所要時間8分)
バス停から明月院までは徒歩5分(450m)
明月院には駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。
住所 | 神奈川県鎌倉市山ノ内189 TEL : 0467-24-3437 |
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公園情報 | 拝観料 : 300円 拝観時間 : 6月 8時~17時 4月5月および7月~10月 9時~16時30分 11月~3月 9時30分~16時 年中無休 |
園内の施設 | ・後庭園 入園料 500円 入園期間 6月および11月下旬~12月上旬 ・月笑軒 営業時間 10時~15時 定休日 毎週火曜日 |