三浦市

宮川公園

宮川公園は風車がある三浦半島の公園

三浦半島の南端、三崎市の丘陵にひろがる宮川公園は、ライトアップされる風車と富士山まで望める景色が特徴の市立公園。
 
海と自然にかこまれた公園は、ドライブやサイクリングの休憩所として、またピクニックやデートスポットとしても人気があります。
 

宮川公園の風車

宮川公園のシンボルは、園内に設置されている2基の風車。

1997年(平成9年)に設置された風車は、高さが約42メートルあり、周辺には遮るものがないため、三浦半島のドライブ中に見かけたことがある人も多いと思います。
 
風車の下から眺めるだけでも圧倒的な迫力があるのですが、日没から20時までブルーとホワイトの光でライトアップされ、風車が夜空に浮かび上がる景色と星空を眺めに、夜はカップルがたくさん訪れます。
 

 

宮川公園のベンチでピクニック

園内に四阿と木製のベンチが備わっている宮川公園は、ピクニックの場所としてもおすすめ。

子どもと一緒なら、お弁当の後はブランコと滑り台の複合遊具や、草原でボール遊びもできます。
 
テーブル付きのベンチと、単独のベンチはそれぞれ一か所ずつしかありませんので、週末のピクニックならレジャーシートかワンタッチテントがあると安心です。
 

 
 
園内の海側に設置されている展望台は、眼下に宮川湾とヨットハーバー、正面には伊豆大島、そして西には富士山が望める絶景ポイント。

展望台の高さは2メートルほどですが、周りに遮るものがないためパノラマビューが楽しめます。
 

 

宮川公園の周辺をハイキング

宮川公園を訪れる人のほとんどは、ドライブやサイクリング途中の休憩場所として利用されていますが、宮川公園を起点に三浦の自然を満喫するハイキングを楽しむこともできます。

宮川公園のちかくには、海沿いや丘歩きができるスポットがありますので、時間がある方は足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
 

宮川湾のヨットハーバー「みうら・宮川フィッシャリーナ」から剣崎へとつづく海岸線の遊歩道は、岩礁のみちと呼ばれるハイキングコースになっていて、奇岩や洞窟、干潟を眺めながら、ハイキングと磯遊びができます。
 
コースは、宮川公園から徒歩で約10分(700m)の場所にある毘沙門が起点。
そこから、30メートルの奇岩がある盗人岩や、厄除けと恵方の神が祀られている毘沙門天を経由し、磯の生きものや野鳥が生息する江奈湾まで約2時間。
 
時間に余裕のない方は、盗人岩まで歩くだけでもスリル満点のハイキングが楽しめます。

 
 
一方、宮川公園の北側には、三浦市特産のキャベツ畑がひろがっています。

畑の中をのんびりと歩いて行けば、やがて標高82メートルの岩堂山(いわどうやま)へ到着。
(宮川公園から1.8km 約25分)
 

三浦市でもっとも高い岩堂山からは三浦の田園風景が一望できるほか、遠くには房総半島まで望めます。
 
岩堂山は「山」と付いていますが、実際には山頂付近まで畑が広がるなだらかな丘なので歩きやすく、登山口から山頂までは10分ほど。

宮川公園から往復1時間30分ほどのハイキングが楽しめます。
 

 
 

 

 

宮川公園へのアクセス

車で行く
横浜横須賀道路「衣笠IC」から、三浦縦貫道路、国道134号、県道26号を経て、宮川大橋先。
 
三浦半島一周ドライブなら、横浜横須賀道路の「横須賀IC」から、本町山中有料道路で横須賀の市街地へ行き、国道16号線、134号線で宮川公園へ。
 

バスで行く
京急「三浦海岸駅」から三崎東岡行き(海35)に乗車して、宮側町バス停で下車
(所要時間36分)
バス停から宮川公園までは徒歩9分(800m)
 

宮川公園の駐車場

利用時間:24時間
料金:無料
収容台数:約20台

                   
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