東京 神奈川 埼玉 千葉 関東の公園、庭園、観光地を紹介しているパークナビ
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向島百花園は江戸時代、草花の観賞を目的として骨董商と一流の文人たちによってつくられた回遊式日本庭園。
100年以上の歴史があり、現存する江戸時代の花園は向島百花園だけで、国の名勝及び史跡の指定を受けています。
萩のトンネルと春の七草のシーズンには、大勢の観光客が訪れます。
向島百花園には、春と秋の七草をはじめ、萩やフジ、ハナショウブなど590種類もの草木が植えられ、コウロギや鈴虫、ウグイスやメジロなど、都会では少なくなった昆虫や野鳥もやってきます。
特に見どころは、七草と萩のトンネル。
春の七草飾り、初夏の藤棚、夏の朝顔展、そして初秋の萩のトンネルが見ごろになる季節には、花木を楽しむ催しやボランティアによるガイドが行われます。
秋は虫の音を聞いたり中秋の名月を鑑賞する会が催され夜9時まで開園。
萩のトンネルの見頃は9月です。
向島百花園では春の七草、夏の七草、そして秋の七草が鑑賞できます。
春の七草(せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ)は、古来より災いを去り、富貴を得られるといわれ、正月7日に七草粥として食されてきました。
向島百花園では七草を籠に仕立て「七草籠」を作り、皇室に献上しています。
年末年始には、職員による七草籠の制作実演やジャンボ七草籠の展示、七草がゆの販売などが行われ、新春の風物詩になっています。
ミヤギノハギ、シロバナハギを柵に沿わせて造られた30mの萩のトンネル。
萩の見ごろは9月から10月上旬。
花木の中を巡る散策路。見ごろの植物を鑑賞しながら20分ほどの散策を楽しむことが
向島百花園の北側にあるあづまや。付近には売店もあります。
野趣をたたえた池。池の周りには散策路が通っています。
芭蕉をはじめ文人、句人の詩が刻まれた句碑、石柱が29箇所。俳句を詠みながらの散歩。
向島百花園には、春、夏、そして秋のそれぞれの七草が植えられた庭園があります。
木陰やベンチなど休憩場所も園内にはたくさん。
向島百花園の出入り口は一箇所。ここで入園料を支払います。
・東武スカイツリーライン「東向島駅」から徒歩7分(550m)
・京成「京成曳舟駅」から10分(750m)
バスを利用する
・JR亀戸駅前から、都バスの日暮里駅前行き(里22)に乗車して「百草園前」バス停で下車。
(所要時間14分)
・南千住駅東口から、都バスの錦糸町駅前行き(錦40)に乗車して「百草園前」バス停で下車。
(所要時間15分)
バス停から向島百花園まで徒歩3分(220m)
向島百花園には駐車場はありませんので、お車の方は周辺の時間貸し駐車場を利用してください。
住所 | 東京都墨田区東向島3-18-3 TEL : 03-3611-8705(サービスセンター) |
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公園情報 | 入園時間 : 9時~16時30分 休園日 : 年末年始 入園料 : 150円 |
園内の施設 | ・ハギのトンネル ・花の棚 ・文人達の足跡 ・御成座敷(休息所) ・サービスセンター |