東京 神奈川 埼玉 千葉 関東の公園、庭園、観光地を紹介しているパークナビ
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長池公園の様子を、まずは動画で見てみよう (2分24秒)
長池公園は、里山文化の継承と創造を公園のテーマに、八王子の動植物の保全と、地域住民への理解促進活動を行っている里山公園です。
長池を中心に小川や森、雑木林なとが配された、長さ1.2キロメートル、東京ドームの4倍もある広さの園内は、特徴と目的の異なる6つのゾーンに分かれています。
長池見附橋と築池(つくいけ)、芝生広場がある北エントランスゾーンは、ピクニックやバーベキューができる、開放的な雰囲気の地区。
里山の資料が展示されている長池公園自然観察館もエントランスゾーンにあります。
水車小屋や田んぼ、炭焼き小屋がある里山体験ゾーンは、里の原風景が保存されている地域。
里山の手入れや保全、次世代への継承活動を行っている、長池里山クラブの活動拠点になっています。
公園の中心部は、谷戸と雑木林の観察ゾーン。
湿地帯の生きものや野草を観察できます。
多摩ニュータウンの開発で、自生地から保護されたカタクリを見る散策路も。
高台の南エントランスゾーンは、丹沢や奥多摩を望む展望台と広場の地区。
お弁当を広げたり、ボール遊びにおすすめの場所です。
北エントランスには、里山の自然を学んだり、体験することのできる自然館(ネイチャーセンター)が。
里山の風景に溶け込んだ木造の建物が印象的な自然観察館には、園内で見れる動物や昆虫の資料が展示されています。
積み木や楽器で遊べるコーナーや、自然の素材をつかった工作ができるクラフトコーナーもあるので、幼児でも楽しめる。
自然館には長池公園の園内マップが置かれているので、公園を散策する前に入手しておきましょう。
入園料 | 無料 |
バーベキュー場 | 〇 |
ドッグラン | × |
キャンプ場 | × |
水遊び・プール | × |
駐車場 | ○ |
長池公園の北口エントランスは見附口。見附橋のバス停を下車すとるすぐに見える見附橋と姿池。橋の姿を池面に映し出すことから、姿池と名付けられました。
見附橋は、1913年に建設された四谷見附橋を移築したアーチ橋。テレビドラマの撮影でもたびたび使われている橋は、長池公園のシンボル。
姿池の池畔には長池公園で唯一、バーベキューができる芝生広場。テントやタープを張って、アウトドアレジャーが楽しめます。
多摩の自然を見て、触って学べるネイチャーセンター、長池公園自然館。動物のはく製の展示やキッズコーナーなど、子どもも楽しめる施設です。
里山体験ゾーンに広がる田んぼの風景。子どもも入会できる里山クラブに加入すれば、稲作や野菜作りなどの農作業を体験できます。
田んぼの隣には炭火焼小屋。公園内に生い茂る雑木を利用して炭をつくっています。
長池公園にある3つの池の中で一番大きな築池。日照りなどに備え農地に水を提供するために造られたかんがい用の池。
公園名の由来となっている長池は、農業用水として利用されていた公園内で最も古い池。ハンノキ林に覆われた池は、特別保全地域に指定されています。
春はアメンボ、秋にはトンボが集まるとんぼ池。
木橋とデッキのあるカタクリ観察路。早春に薄紫やピンクの花を咲かせます。
長池公園を横断する雑木林の散策路。自然観察やウォーキングに利用している人がたくさん。
大きな公園ですが、園内には標識が出ているので迷うことはありません。
南エントランス周辺は、比較的人の少ない広場と高台。のんびりピクニックが楽しめるやまざと広場。
やまざと広場からは、八王子の市街地や、遠くに奥多摩の山並みを見ることが。
駐車場は、自然館に隣接する場所と、南エントランスの夕日展望台の隣に二か所。