東京 神奈川 埼玉 千葉 関東の公園、庭園、観光地を紹介しているパークナビ
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三四郎池の正式名称は、育徳園心字池(いくとくえん しんじいけ)といい、その由来は江戸時代の大名庭園です。
育徳園とは、1638年に造成された加賀藩の上屋敷と、心字池を中心とした回遊式庭園を指します。
明治時代に入り、東京大学が育徳園のあった本郷に開校されて以降、東大が三四郎池と周辺の環境保全や調査活動を行っています。
心字池が三四郎池と呼ばれるようになったのは、1908年に朝日新聞で連載された夏目漱石の「三四郎」で、主人公の小川三四郎が散策する舞台として取り上げられたためです。
三四郎池は、東大本郷キャンパスの一角にあります。
本郷キャンバスは正門、赤門、龍岡門、弥生門など数多くの入り口がありますが、育徳園と三四郎池に近いのは中山道沿いの正門です。
正門から入り正面に見える安田講堂の右手が育徳園です。
育徳園の森には落葉樹や常緑樹をはじめ、ワラビやつゆくさなどの野草、そして桜やアジサイなど100種近くの植物が茂っています。
また、三四郎池と池畔には、ヒヨドリやカモ、アオサギなどの野鳥、時折、カワセミもやってきます。
三四郎池は以前は湧水池でしたが、現在は井戸水を循環させています。
池ではザリガニやカメを釣ることもできます。
東大本郷キャンパスは出入りが比較的自由で、一般の人でも自由に散策できます。
土日も三四郎池に行くことができますし、自転車で構内に入ることも可能。
三四郎池を散策した後は、安田講堂や生協なども見学してみてはいかがでしょうか。
東大本郷キャンパスマップ
・東京メトロ南北線「東大前駅」から徒歩7分(500m)
・東京メトロ丸の内線「本郷三丁目駅」から徒歩7分(550m)
・都営地下鉄三田線「春日駅」から徒歩10分(700m)
・東京メトロ千代田線「根津駅」から徒歩14分(1.0km)
東大本郷キャンパスには一般車用の駐車場はありませんので、お車の方は周辺の時間貸し駐車場を利用してください。
住所 | 東京都文京区本郷7-3-1 TEL:03-3812-2111(キャンパス本部) |
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公園情報 | 入園時間 : 大学の開門時間に準じる 休園日 : なし 入園料 : 無料 |
園内の施設 |