東京 神奈川 埼玉 千葉 関東の公園、庭園、観光地を紹介しているパークナビ
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哲学堂公園は天狗や幽霊の像など、哲学世界を視覚的に表現した公園。
中野区の桜と紅葉の名所としても親しまれています。
哲学堂公園は哲学館(現在の東洋大学)の創設者である井上円了(えんりょう)が、ソクラテス、カント、孔子、釈迦を祀った四聖堂をこの地に建設したのがはじまりです。
四聖堂は当初哲学堂と呼ばれ、その名前がそのまま公園名になりました。
1904年(明治37)に開園した哲学堂公園は、明治から大正時代に建立された77の施設があり、中野区有形文化財であるとともに、2020年には国の名勝にも指定されました。
哲学堂公園の入口は妖怪門と称され、天狗と幽霊の彫刻が。
園内にも四聖堂、六賢台、そして宇宙館など、哲学者にゆかりの不思議な建造物や、石造、哲学文がいたるところにあり、一般の公園とは一線を画す雰囲気。
妖怪の研究者でもあった円了は、お化け博士、妖怪博士の異名をとっていました。
通常は外観しか見られませんが、ゴールデンウィーク期間と10月、そして毎月第一日曜日には四聖堂・六賢台・無尽蔵・宇宙館・絶対城の内部が一般公開されます。
哲学堂公園の南側には日本庭園が配され、北側には無料で利用できる野球場とテニスコート、そして子どもが遊べる多目的広場が併設されています。
また、哲学堂公園は中野区の梅と紅葉の名所としても知られていて、早春は梅と桃の花が咲く正寺川沿いの梅林、春は100本の桜でお花見、そしてイチョウとモミジの秋の紅葉と、四季を通して草木が楽しめます。
➡YouTubeでも哲学堂公園の動画が見れます! (3分9秒)
真理界と書かれた入口と、天狗と幽霊の彫刻がある妖怪門。
哲学堂公園は一般の公園とは違う異彩を放つ区立公園です。
世界的な4名の哲人を奉祀している四聖堂は、哲学堂の起点の建造物です。
東洋の六賢人、聖徳太子・菅原道真(日本)・荘子・朱子(中国)・龍樹・迦毘羅仙(印度)の六人を祀っている六賢臺(ろくけんだい)
古い建造物が立ち並ぶ哲学堂公園の広場を抜けると斜面にはつつじ園。
哲学堂公園の南側にある菖蒲池。このあたりは普通の公園の景色。
理性島と概念橋。理性に達するには概念が存在する、と案内板に書かれています。
妙正寺川に沿って穏やかな道が続いています。川向こうは梅林。
妙正寺川沿いの斜面は雑木林。紅葉鑑賞やお花見の季節は大勢の人が訪れます。
哲学堂公園の正面入口を入って左手にある多目的広場。遊具は滑り台や砂場など幼児向けですが、近隣の子どもたちの遊び場になっています。
ヤクルトやアイスキャンディを販売している、昭和レトロな売店。
哲学堂公園の無料駐車場は入口横に。12台の無料スペース。
哲学堂公園へのアクセスは2駅が利用できます。
西武新宿線の「新井薬師前」駅から徒歩で12分。または都営大江戸線「落合南長崎」から徒歩13分。
バスを利用する方はJR中野駅の北口から関東バスに乗車して「哲学堂公園入口」バス停まで約20分です。
哲学堂公園の駐車場は正面入り口の左手に12台の無料の駐車スペースがあります。利用は平日のみに限られていて土日は利用できませんので注意してください。
住所 | 東京都中野区松ヶ丘1-34 |
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アクセス | 西武新宿線「新井薬師前」駅より徒歩12分 都営大江戸線「落合南長崎駅」から徒歩13分 |
公園情報 | 入園時間 3月~9月 8時~18時 10月~11月 8時~17時 12月~2月 9時~17時 休園日 年末年始 入園料 無料 |
園内の施設 | 売店 |
駐車場 | 無料駐車場 12台 平日のみ利用可 |