殿ヶ谷戸庭園の見どころはモミジの紅葉と国分寺の湧水
               

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国分寺市

殿ヶ谷戸庭園


殿ヶ谷戸庭園の見どころはモミジの紅葉と国分寺の湧水

殿ヶ谷戸庭園は紅葉で有名な国分寺の公園。
 
国分寺崖線を利用した園内では、早春のカタクリ、春の新緑、そして秋の紅葉と、一年を通して武蔵野の野草や花木が楽しめます。
 
とくに紅葉亭から眺めるモミジの紅葉は絶景で、遠方からも紅葉狩りの行楽客が訪れます。
 
 
この記事では、殿ヶ谷戸庭園の見どころと、楽しみ方について解説します。
 

 
・お知らせ
殿ヶ谷戸庭園では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2021年(令和3年)の6月から、入園には事前予約が必要になっています。
 
整理券の予約につきましては、【殿ヶ谷戸庭園】整理券のお申込のページを参照してください。
 

 

殿ヶ谷戸庭園の歴史

殿ヶ谷戸庭園のルーツは、大正から昭和初期に活躍した実業家、江口 定條(えぐち さだえ)の別荘です。
 
殿ヶ谷戸庭園は別名、随冝園(ずいぎえん)と呼ばれていますが、これは江口が名付けたものです。
 
その後、三菱財閥創業家 岩崎彦弥太の別邸となり、園内に数寄屋造りの紅葉亭などを建設。
現在の回遊式林泉庭園の原型をつくりました。
 
1979年(昭和54年)、都立公園として公開。
 
武蔵野台地の地形を活かした、芸術性の高い景観は、2011年(平成23年)に国指定名勝に指定され、また、次郎弁天の池の湧水は、東京都名湧水57選に選ばれています。
 
 
殿ヶ谷戸庭園の広さは21ha。
有料の庭園部分を中心に、庭園の西側は、無料の開放公園地区になっています。
 

写真を左に動かすと紅葉亭からの景色が見れます。

 

殿ヶ谷戸庭園の紅葉スポット

殿ヶ谷戸庭園の東側の低地には、約200本のイロハモミジが植えられていて、秋は真っ赤に燃えるような紅葉が鑑賞できます。
 
とくに、崖の上の茶室、紅葉亭から見下ろす、紅葉と次郎弁天池の景色は絵画のよう。
 
紅葉亭は有料の集会所ですが、ベンチが設置されているオープンスペースは無料で利用できます。
 
散策路を歩いて行けば、池に浮かぶモミジや、竹林と紅葉のコラボレーションなど、殿ヶ谷戸庭園ならではの風景が楽しめます。
 
また、高台の大芝生では、ケヤキやイチョウの黄葉を見ることができます。
 
大芝生
 

殿ヶ谷戸庭園の紅葉の見ごろ

殿ヶ谷戸庭園の紅葉の見ごろを、2020年の殿ヶ谷戸庭園公式Twitterで確認してみましょう。
 
・11月12日 色づきはじめ


 

・11月19日 見ごろ


 

・12月14日 散りはじめ


 
 
モミジの紅葉は11月中旬からはじまり、見ごろは11月下旬、そして12月中旬に落葉するようです。
 
紅葉は、低地の次郎弁天池周辺からはじまり、高台の大芝生周辺は、それよりも1週間ほど遅れて見ごろを向かえます。
 
 
紅葉シーズンは「殿ヶ谷戸の秋を楽しむ」と題されたイベントが開催され、「伝統技能見学会」や「庭さんぽ」などの催しが行われます。
 
週末はたいへん混雑しますので、のんびりと鑑賞したい方は平日に訪問することをおすすめします。

 

殿ヶ谷戸庭園の見どころ

殿ヶ谷戸庭園は、国分寺駅から1分の場所にあるとは思えないほど、武蔵野の豊かな自然が残る庭園。
 
園内はそれほど広くはありませんが、見どころはたくさんあります。
 
ハケの湧水
 

国分寺崖線と湧水源

殿ヶ谷戸庭園は、多摩川が武蔵野台地をそぎ取ってできた、国分寺崖線(こくぶんじがいせん)に位置しています。
 
国分寺崖線はハケ(崖)の道とも呼ばれ、大昔から豊かな水が湧き出す場所でした。
 

殿ヶ谷戸庭園の湧水は、古くから「次郎弁天の清水」として信仰された名水で、縄文人も、この湧水を飲んでいたとのこと。
 
いまも1分間に37リットルの水が湧き出している湧水は、東京の名湧水57選に選ばれています。
 
鹿おどし
 
湧水の近くには、畑の作物を鹿から守るためにつくられた鹿おどしが、いまも残っています。
 
竹に注ぐ澄んだ水音の風情が、当時の風流人に好まれ、随冝園の風物として伝えられてきました。
 
次郎弁天の池
 

次郎弁天の池と回遊式庭園

国分寺崖線から湧き出る水を集めてつくられた次郎弁天の池は、野川の水源のひとつです。
 
鯉が泳ぐ池の周りには石でつくられた散策路が巡っていて、自生の野草を鑑賞したり、野鳥のさえずりを聞きながらお散歩が楽しめます。
 

秋の七草

 

殿ヶ谷戸庭園の野草

殿ヶ谷戸庭園では、自然の野山や草原に自生しているカタクリやツワブキ、ニリンソウなどの野草を見ることができます。
 
清流が流れる岩場を好む野草にとって、次郎弁天池の周辺の環境はピッタリ。
 
カタクリの花の見ごろは3~4月。ニリンソウは4~5月。
そして、ツワブキは10~12月です。
 
また、萩のトンネルが見ごろになる9月中旬から下旬には、秋の七草を楽しむ会が開催されます。
 

季節の植物に関する情報は、殿ヶ谷戸庭園のサービスセンターで入手できます。

 
 
殿ヶ谷戸庭園マップ

 

殿ヶ谷戸庭園へのアクセス

・JR中央線「国分寺駅」南口から徒歩4分(220m)
 

殿ヶ谷戸庭園の駐車場

殿ヶ谷戸庭園には駐車場はありませんので、お車の方は国分寺ターミナルビル駐車場(430台収容)など、周辺の時間貸し駐車場を利用してください。
 

 
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住所 東京都国分寺市南町2-16
TEL : 042-324-7991(サービスセンター)
公園情報開園時間 : 9時~17時
休園日 : 年末年始
入園料 150円
園内の施設・サービスセンター
・紅葉亭(茶室/集会施設)
・馬頭観音
・次郎弁天池
・藤棚

開放公園区域
・児童遊園
・時計台
                   
関連情報