東京 神奈川 埼玉 千葉 関東の公園、庭園、観光地を紹介しているパークナビ
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津久井城山公園は、神奈川県相模原市にある県立公園です。
津久井湖と津久井城跡の周辺にひろがる広大な公園は、ピクニックができる芝生広場と、水遊びができる噴水がある水の苑地。
バーベキュー場のある花の苑地、そして、遊具であそべる四季の広場がある根小屋地区の3つのエリアに分かれています。
また、城山を中心にハイキングコースも整備されています。
この記事では、津久井城山公園へ子連れで遊びに行く方のために、津久井湖城山公園のレジャー施設と見どころについて説明します。
ピクニックや水遊びのシーズンに、津久井湖城山公園へ行くのでしたら、津久井湖の東側にひろがる水の苑池がおすすめです。
水の苑池は、噴水や滝、円形の芝生広場、津久井湖や城山が一望できる湖畔テラスなど、明るくて開放的な場所。
津久井湖を眺めながら芝生広場でお弁当をたべたり、ボール遊びや凧揚げ、かけっこなど、子どもが体を思いっきり動かして遊べます。
ゴールデンウィークから夏休みの期間は、階段から噴き出す噴水や石の建造物から流れ落ちる滝では水遊びができます。
芝生広場の周辺にはピクニックができるベンチとテーブルが備わっていますが、広場の中にはありませんので、ピクニックならレジャーシートや小型テントがあると便利です。
津久井湖城山公園 水の苑池ついたー
🌸桜が超見頃 pic.twitter.com/BZmkPUR42S— 𓃠 ᏴᎪᏦᎬᏁᎬᏦᏅ 𓃠 (@bakeneko44) April 6, 2019
水の苑池の芝生広場の周辺や大花壇では、3月下旬から4月上旬にはソメイヨシノ、5月はルピナス、そして、8月末から初秋にかけては百日草が花を咲かせ、お花見や花木の鑑賞を目的に来園する人たちで賑わいます。
車で水の苑池へ行く方は、駐車場は苑池の北側、県道513号沿いにあります。
駐車場にはバイクや自転車の駐輪スペースも完備されています。
子どもを遊具で遊ばせたい方は、城山の南裾野にひろがる、津久井湖城山公園の根小屋地区へ行きましょう。
戦国時代から室町時代にかけての名残が多く残る根小屋地区には、遊具がある四季の広場、夜景スポットにもなっている展望広場、野鳥のさえずりが聞こえる森のステージ、城山の歴史や自然に関する展示が行われているパークセンター、そして自然素材を使ったクラフト体験ができる研修センターがあります。
四季の広場には、アスレチックや滑り台、幼児用の木製遊具やスプリング遊具など、未就学児から小学生まで楽しめる遊具が揃っています。
遊具の近くには、休憩ができるパーゴラや水飲み場も設置されていますので、四季の広場だけでも、半日楽しめます。
根小屋地区の駐車場から、遊具がある四季の広場までは、階段を使わずにベビーカーでも行けるように、なだらかな歩道が整備されています。
国道413号線に面している津久井城山公園の花の苑池は、ドライブの途中の休憩場所としておすすめです。
花の苑地にある、津久井湖観光センターの売店では、津久井湖を眺めながら飲食ができるお店や、津久井の名産品が買える観光センターがありますので、ちょっと立ち寄って津久井湖の観光をしたり、食事をするには格好の場所。
花の苑池には、桜の小径や、ハーブが植栽されているガーデンテラスもありますので、カップルでのお散歩にもいいですね。
手ぶらでバーベキューができる、津久井湖戦国バーベキュー場もあります。
津久井湖城山公園には、標高375mの津久井城山を中心に、初心者でも楽しめるハイキングコースが整備されています。
比較的アップダウンが少なく、初心者でもハイキングが楽しめるコースは、四季の広場から城山の南側を通る、根本登山道、小倉登山道を歩いて津久井広域道路(県道510号線)の城山登山口バス停へ向かうコースで、所要時間は約1時間30分。
ハイキングコースの途中には、東京スカイツリーが眺められる鷹射場(たかうちば)や、相模川が望める十兵衛山の展望台など、見どころがあります。
帰りは、城山登山口バス停から神奈中バスに乗車して、東金原バス停で下車し、四季の広場の駐車場へ戻ることもできますし、歩いても約40分(2.5km)です。
子供を連れて、ハイキング気分でちょっとお散歩したいという方には、花の広場から小網登山道へとつづく、ヒノキ林の散策路がおすすめ。
神奈川美林50選に選ばれているヒノキ林の中を、片道10分ほど歩くことができます。
津久井湖
津久井湖は1965年(昭和40年)、純揚水式の城山発電所建設の下池として誕生した城山ダムの人造湖で、かながわの探鳥地50選、かながわの公園50選にも選定されています。
釣りやボート遊びができる津久井湖は、四季の広場や花の苑池からが一望できます。
津久井湖城山公園にはボート乗り場はありませんが、花の苑池から西へ20分ほど歩いた三井大橋のたもとに、貸しボート屋さんがあります。
城山ダム
城山ダムは、水道用水や発電用水の確保、洪水調節を行うことを目的に、1965年(昭和40年)に完成した重力式のコンクリートダム。
城山ダムの特徴は、ダムの天端を国道413号線が通っていて、ダム自体が城山大橋と呼ばれていること。
ダムの上を国道が走っているケースは全国でも珍しいんです。
城山ダムの東側にある城山ダム展望台からは、津久井湖や相模湖、そして、放流中は津久井湖の水がゲートから勢いよく出ているところを見ることができます。
城山ダム展望台は、花の苑池の駐車場から徒歩5分、水の苑池の駐車場からは7分で行くことができます。
津久井城址
津久井湖城山公園の根小屋地区には、戦国時代、津久井城が建っていました。
根小屋とは、城主の居館や家臣の屋敷が置かれていた山裾のことを指します。
1590年(天正18)年、津久井城は徳川勢の本多忠勝、平岩親吉らに攻められ落城したと伝えられ、落城後は徳川氏の直轄領になり、麓に陣屋が置かれ、代官が政務を執っていました。
城山の山頂付近や根小屋地区には、屋敷跡や本城曲輪、堀や溜井など津久井城の遺構が今ものこっていますので、お城や歴史が好きな方は、ハイキングがてら遺構巡りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
津久井湖記念館
水の苑池の一角にある津久井湖記念館では、津久井ダムの歴史や、ダム建設によって水没した集落の生活風景を、写真やパネルで紹介しています。
また、会議室や和室の貸し出し、無料のテニススクールも開催されています。
津久井湖記念館では、城山ダム、本沢ダム、道志ダムのダムカードをもらう事が出来ます。
ダムカードが欲しい方は、記念館で、それぞれのダムに行った証拠となる写真を掲示してください。
津久井湖城山公園マップ
水の苑地
JR、京王相模原線「橋本駅」北口から、「三ヶ木(中野経由)」行きバス(橋01系統)に乗車して「城山高校前」下車 (所要時間18分)
バス停から水の苑池まで徒歩3分
花の苑地・根小屋地区
「橋本駅」から「三ヶ木(中野経由)」行きバス(橋01系統)に乗車して「津久井湖観光センター前」下車(所要時間19分)
バス停から花の苑池まで徒歩1分
根小屋地区まで徒歩20分
水の苑地 62台 花の苑地 94台 根小屋地区 37台
利用時間:8時~19時
料金:無料
国道413号線は、道志川や相模湖から東京方面へ向かう基幹道路のため、週末の夕方は大渋滞が予想されます。
住所 | 神奈川県相模原市緑区 TEL 042-780-2420(根小屋地区パークセンター) |
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公園情報 | 入園時間:24時間開放 入園料:無料 |
園内の施設 | バーベキュー場 じゃぶじゃぶ池 大型複合遊具 森のステージ 津久井湖観光センター パークセンター |