野島公園 | 関東公園ガイド [パークナビ]
               

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横浜市金沢区

野島公園


野島公園で海遊びにピクニック

野島公園は、横浜の海沿いに広がる総合公園です。
 
海遊びができる砂浜と磯、子どもが遊べる遊具広場、BBQができるキャンプ場など、野島公園には家族で楽しめるレジャー施設がたくさん。
 
旧伊藤博文金沢別邸や防空壕など、歴史的な見どころもあります。
 

野島公園の歴史


野島公園は、横浜の平潟湾に浮かぶ野島にある公園です。
 
野島はかつて、陸続きの陸繋島でしたが、水路の建設などで分断され、独立した島になり、いまは陸地と3本の橋でつながっています。
 
野島を含む金沢八景の一帯は、江戸時代から人気の景勝地であり、現在の野島公園も「かながわ景勝50選」に選定されるほど風光明媚な場所。
 
 
昔の地形の特徴をそのまま残している野島公園は、標高57mの野島山を中心に、運動広場、野球場、青少年研修センター、キャンプ場、そして天然の砂浜や、遊具広場など、大人から子供まで楽しめる臨海のレクリエーションゾーンとして親しまれています。
 
尚、野島公園は、野島の全域を占めているわけではなく、島の東側が公園。
西側は住宅地になっています。

 

野島公園の歴史


安藤広重が江戸後期に浮世絵に描いた野島夕照(のじまのせきしょう)も、野島公園周辺の風景といわれているほど、江戸時代から行楽地として賑わっていた野島。
 
しかし、第二次大戦中は巨大な地下基地が構築されるなど、東京湾岸の要塞としての役割をもっていた時期もありました。
 

戦後まもなく横浜市が立てた大臨海公園の計画に基き、市は国から無償貸与を受け、隣接民有地も買収し、1956年(昭和31年)に野島公園として開園しました。
 

野島公園の東側にある野島掩体壕(のじまえんたいごう)は、横須賀海軍航空隊の戦闘機を空襲から退避する目的で、太平洋戦争の末期に造られた、長さ260m、幅20mの防空壕です。
 
また、鎌倉時代に創建されたと言われる野島稲荷神社や、縄文時代の人たちが食べた貝でできた貝塚など、野島公園には史跡が残っています。

 

野島公園の見どころ

野島公園の見どころは、初代内閣総理大臣を務めた伊藤博文により、1898年(明治31年)に建てられた茅葺寄棟屋根の旧伊藤博文金沢別邸と、富士山まで望むことができる展望台です。

横浜指定有形文化財に指定されている旧伊藤博文金沢別邸には、伊藤博文に関する資料や調度品などを展示しています。
また、庭園からは海が一望できます。
 
無料で入館できますので、歴史好きの方はもちろん、庭園でのんびりしたい方にもすすめの施設です。
 


野島公園の展望台からは、眼下に隣接する海の公園や八景島が広がり、晴れた日には遠く丹沢、富士の山並みや房総半島を望むことができます。
 
展望台の下には、レジャーシートを敷いてピクニックができる芝生広場が広がっています。

 

野島公園のキャンプ場


野島公園には30サイトのバーベキュー場と40区画のキャンプ場が整備されています。
 
バーベキューはテーブルのみの予約と、食材を合わせた予約ができるので手ぶらでも大丈夫。
コンロや木炭などのバーベキュー用品も売店で購入できます。
 
キャンプサイトは、日帰りと宿泊型の二種類。
潮干狩りのシーズンやゴールデンウィーク、夏休みには遠方からも利用者が来てたいへん混雑しますので、繁忙期は早めの予約をおすすめします。
 
野島公園 キャンプ場・バーベキュー場予約サイト
 
利用日の一か月前から予約できます。
 

野島公園でピクニック


バーベキュー場を予約するまではちょっと、という方は、展望台の下にある芝生広場や、夕照橋を渡った先の自由広場で、ピクニックはいかがでしょうか。
 
広場では、レジャーシートやテントを張って、気軽にピクニックをしたり、ボール遊びができます。
 
 
野島青少年研修センターの売店では、飲み物やお菓子が売っていますが、食事のテイクアウトはありませんので、ピクニックならお弁当を持って出かけましょう。
 

野島海岸で海遊び


野島公園の海岸は、埋立てにより失われた横浜の海岸の中で残された、唯一の自然の海浜。
海水浴はできませんが、夏でも人は少なく、のんびりと砂浜や磯で遊べます。
 
浅瀬の平潟湾にはアサリやシオフキなどの貝類が生息し、3月から8月にかけては潮干狩りができます。

 

野島公園の禁止事項

  • 自転車の乗り入れ
  • ノーリードでの犬の散歩
  • バットや硬いボールをつかったキャチボール
  • ロケット花火、打ち上げ花火
  •  

    野島公園へのアクセス

    ・金沢シーサイドライン「野島公園駅」から徒歩3分(290m)

    ・京急「金沢文庫駅」から、京急バスの追浜車庫前行き(文15)に乗車して「帰帆橋」バス停で下車。
    (所要時間6分)

    バス停から野島公園まで徒歩5分(400m)
     

    野島公園の駐車場

    ・第一駐車場(104台)
    旧伊藤博文金沢別邸近く

    ・第二駐車場(52台)
    野島公園の西側
     
    利用時間:7時~23時
    料金:1時間200円 以降30分100円
     

    ・室ノ木地区臨時駐車場(150台)
    有照橋の西側

    利用時間:8時~16時30分(4月から9月の土日祝日のみ営業)
    料金:1日600円
     
     
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    住所 神奈川県横浜市金沢区野島町24
    TEL : 045-781-8146(公園管理センター)
    公園情報開園時間 : 24h
    入場料 : 無料
    園内の施設・バーベキュー場
    利用期間 : 3月~11月
    利用時間 : 10時~16時30分
    夏季は一日二部制で入れ替えあり
    料金 : テーブル 2,000円(土日祝は2,500円)
    持ち込み・手ぶら可

    ・キャンプ場
    利用期間 : 3月~11月
    利用時間 : 10時~翌朝9時30分
    料金 : 一区画 2,000円または2,500円

    ・旧伊藤博文金沢別邸
    入場無料

    ・展望台
                       
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