東京 神奈川 埼玉 千葉 関東の公園、庭園、観光地を紹介しているパークナビ
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神代植物公園は、都内で唯一、植物公園として開園した調布市にある大きな公園。
園内にはピクニックやボール遊びができる芝生や、お弁当が食べられるベンチがたくさんあります。
この記事では、子どもを連れて神代植物公園へ行く方のために、園内でピクニックができる場所と、子どもの遊び場について説明します。
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神代植物公園の前身は、東京の街路樹の苗を育てる苗圃(びょうほ)です。
戦後、苗圃が神代緑地として公開され、1961年(昭和36年)に都内唯一の植物公園として開園しました。
都内の公園では、上野公園に次いで八番目に広い、49haの面積がある神代植物公園は、有料区域の本園と、無料区域に分かれていています。
本園は、噴水がある沈床式花壇のバラ園をはじめ、つつじ園やうめ園、ランやベゴニアなど熱帯植物が展示されている大温室など、植物の種類ごとにブロック分けされていています。
また、芝生広場や雑木林など、レクリエーションエリアも整備されています。
無料区域には、東京の植物について学ぶことができる植物多様性センター、花菖蒲など水辺の植物が鑑賞できる水生植物園があり、神代植物公園全体で、約4,800種類、10万本の植物が植栽されています。
遊具がある自由広場は、フェンスに囲まれていない無料開放区域となっています。
春夏秋冬 花木が絶えることのない神代植物公園では、一年を通して植物観察やお散歩、ピクニックが楽しめます。
神代植物公園の本園は、以下の日に限り無料で入園できます。
神代植物公園の本園には正門と深大寺門の二か所、入口があります。
調布駅、吉祥寺駅、三鷹駅からバスを利用する方は、神代植物公園バス停で下車して正門から入園します。
お車の方も、第一駐車場から正門までは歩いて1〜2分です。
深大寺門は、おもに本園から水生植物園や深大寺に行く方のための通用門として利用されています。
無料区域の植物多様性センターには、本園とは別に正門と西門があり、自由広場へ行く方は、こちらの正門が最寄りの入口になります。
神代植物公園には、レジャーシートをひろげてピクニックをしたり、お弁当がたべられるベンチが何か所もあります。
神代植物公園では、テントやタープの持ち込みも認められています。
芝生広場
本園のほぼ真ん中に広がる芝生広場は、子連れピクニックにおすすめの場所。
お弁当の後は、広場でキャッチボールやサッカーなどのボール遊び、フリスビー、凧揚げなどして遊ぶことができます。
芝生広場は木陰が少ないので、日差しの強い日はワンタッチテントがあると便利です。
ベビーカーの方は、正門から入って左手に延びる平坦で舗装された園路を利用してください。
授乳室は正門の右手、おむつ交換台は芝生広場のちかくに、それぞれあります。
自由広場
神代植物公園の無料開放区域にある自由広場も、子どもと一緒にピクニックが楽しめる場所です。
神代植物公園で唯一、アスレチックやブランコなどの遊具が設置されている自由広場には、広場を造る際に出た廃土を利用したお山があり、登ったり滑り降りて遊ぶことができます。
また、お山を囲むように配された園路は、子どもの自転車の練習コースとしても利用されています。
自由広場ではテントの設置は禁止されていますが、木陰の下でレジャーシートを敷いてピクニックができますし、遊具のちかくにはお弁当がたべられるベンチとテーブルも設置されていますので、ピクニックだけが目的でしたら、無料の自由広場をおすすめします。
カリヨン広場
大温室とバラ園のあいだにあるカリヨン広場。
立ち入って良いのかどうかちょっと躊躇ってしまうほど、きれいに整備された芝生広場ですが、レジャーシートを敷いてピクニックをしたり、ボール遊びができる場所です。
バラが見頃の時期にはたくさんの家族連れが、カリヨン広場でお弁当を食べながらバラ園を鑑賞しています。
神代植物公園には、ピクニックや休憩ができる四阿(あずまや)が5箇所あります。
四阿とは周辺の風景が楽しめるように壁がなく、屋根と柱だけの簡素な建物のことで、東屋とも書きます。
ベンチとテーブルが設置されている四阿は、本園の築山、さくら園、うめ園、スイレンが咲く中池、そして分園の水生植物園にあります。
神代植物公園には、園内の各所にお弁当がだべられるベンチが設置されています。
噴水広場
神代植物公園の噴水広場の北側には、藤棚になっているパーゴラがあり、4人掛けのベンチが15脚設置されています。
パーゴラのベンチは噴水やバラを眺めながらお弁当を食べることができるビュースポットのため、5月と10月のバラの時期は、すぐに満席になってしまいます。
雑木林
のんびりとピクニックを楽しみたい方は、武蔵野の雑木林の回廊に設置されているベンチはいかがでしょうか。
神代植物公園の雑木林は、バラ園と深大寺門のあいだにあり、訪れる人も少ないので、秋は紅葉を眺めながら、冬は野鳥のさえずりを聞きながら、のんびりとすることができます。
神代植物公園の本園には、芝生広場、バラ園、ガーデンビューローの3箇所に売店があり、店内で飲食ができる他、お弁当もテイクアウトできます。
売店では遊び道具やお菓子、ソフトクリームなども販売しているので、子連れピクニックに方には重宝しますね。
神代植物公園で飲食ができるカフェは、ガーデンビューローとバラ売店の二か所。
喫煙所もあるガーデンビューローと、バラ園の東側にある売店は、テラス席で食事ができます。
神代植物公園には、お弁当が買える売店や、ベンチもありますので、ピクニックのマストアイテムはありませんが、行楽シーズンは混雑しますので、お弁当とレジャーシートは持参することをおすすめします。
夏はワンタッチテントもあると重宝します。
注意したい点は、神代植物公園にはゴミ箱がありませんので、ゴミ袋も持参した方が賢明です。
・京王線「調布駅」北口から
京王バスの「神代植物公園・深大寺」行き(調34)に乗車して「神代植物公園」バス停で下車。
(所要時間11分)
小田急バスの「三鷹駅」行き、または吉祥寺駅行き(調31)に乗車して「神代植物公園」で下車。
(所要時間10分)
・京王線「つつじが丘駅」北口から
京王バスの「神代植物公園・深大寺」行き(丘21)に乗車して「神代植物公園」で下車。
(所要時間12分)
・JR中央線「吉祥寺駅」南口から
小田急バスの「調布駅北口」行き(吉06)に乗車して「神代植物公園」で下車。
(所要時間21分)
神代植物公園の駐車場は神代植物公園通りに二か所あります。
・第一駐車場(228台)
植物会館の前
・第二駐車場(100台)
ドッグランの近く
利用時間:24時間
料金:1時間300円 以降20分100円
住所 | 東京都調布市深大寺元町5-31-10 TEL : 042-483-2300 |
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公園情報 | 開園時間 : 9時30分~17時 休園日 : 月曜日 年末年始 入園料 おとな 500円 中学生 200円 (都内在住・在学の中学生は無料) 小学生以下無料 |
園内の施設 | ・大温室 ・バラ園 ・ドッグラン ・売店(芝生売店/バラ売店/植物売店/ガーデン売店) 営業時間 : 9時30分~17時 ・神代グリーンサロン(飲食店) 営業時間 : 9時30分~17時 ・植物多様性センター 開園時間 : 9時30分~17時 入園料 : 無料 休園日 : 月曜日 ・植物会館(展示室 集会所) |