浜離宮恩賜庭園でピクニック
               

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浜離宮恩賜庭園 | ピクニック


浜離宮恩賜庭園でピクニック


浜離宮恩賜庭園は潮入の池と二つの鴨場をもつ江戸時代の代表的な大名庭園。
国の特別名勝、特別史跡の指定を受けている風光明媚な庭園では、ピクニックや歴史散策が楽しめます。
 
浜離宮恩賜庭園へお出かけする方のために、園内でお弁当が食べられる場所と、見どころについて紹介します。
 
 
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YouTubeでも浜離宮恩賜庭園の動画が見れます!icon-external-link (4分57秒)
 

浜離宮恩賜庭園の歴史


浜離宮恩賜庭園は徳川家の庭園として作られ、その後は皇室の離宮になるなどの歴史を経て、戦後、東京都が整備し浜離宮恩賜庭園として一般公開されるようになりました。
 
江戸時代の建物や樹木は震災や戦災で消失しましたが、いまも浜離宮恩賜庭園には将軍が利用した茶屋や鴨場などの史跡が多く残っています。
 
 
東京湾から海水を取り入れた潮入りの回遊式築山泉水庭は、国の特別名勝及び特別史跡に指定されています。

 

浜離宮恩賜庭園でピクニック


歩きやすい散策路とベンチや広場が点在している浜離宮恩賜庭園ではピクニックが楽しめます。

桜や菜の花、コスモスなど四季折々の景色を眺めながら芝生の上で食べるお弁当は別格の味。
 

浜離宮恩賜庭園でピクニックにおすすめの場所は、隅田川の風景を眺められる水上バス発着所近くの高台。
菜の花やコスモスの花に囲まれてお弁当が食べられる内堀広場。
中の御門口のちかくにある屋外卓広場。
 
そして、潮入りの池の池畔に広がる芝生広場の四か所。
 
 
浜離宮恩賜庭園にはベビーカーも持ち込みできるので、小さなお子さん連れでも大丈夫。
お弁当を持って出かけよう。

内堀広場
春は菜の花、秋はコスモスを眺めながらピクニックが楽しめる内堀広場。
浜離宮恩賜庭園ではテントやタープを張ることは禁止されていますが、レジャーシートは利用できます。

屋外卓広場
お弁当がたべられるベンチとテーブルが設置されている屋外卓広場。
浜離宮恩賜庭園ではボール遊びはできませんが、芝生の上でかけっこをしたり寝転んだり、子どもがのびのびと遊べる場所です。

浜離宮恩賜庭園芝生広場
富士見山の裾野に広がる芝生広場。
潮入りの池や汐留のビル群を眺めながら、のんびりとピクニックが楽しめます。

 

浜離宮恩賜庭園のお茶屋

お茶屋とは、客にお茶や茶菓子を振る舞い、休憩をしていただく茶室のことで、江戸時代の将軍は客人を茶屋に招き、食事をしたり、調度品を鑑賞するなどして過ごしていました。
 
浜離宮恩賜庭園にも徳川将軍家の茶室がありました。
その多くは焼失してしまいましたが、松の御茶屋、燕の御茶屋、鷹の御茶屋は、その後復元され、現在一般公開されています。
 
また、潮入の池に浮かぶ中島の御茶屋は、食事や抹茶を楽しめる施設として営業しています。

浜離宮恩賜庭園徳川家の庭園時代、夕涼みやお月見の場所として使用されていた中島の御茶屋。
和菓子と抹茶がリーズナブルな値段で楽しめます。
営業時間は9時から16時45分。

浜離宮恩賜庭園潮入の池を望む池畔にある濱見世。
売店では浜離宮恩賜庭園に因んだ土産物が買える他、お団子などの甘味をテイクアウトして、テラス席でいただくこともできます。

花木園にある無料休憩所。
日差しが強い日は、この場所でお弁当を食べるのがおすすめ。
浜離宮恩賜庭園には御茶屋以外に屋根付きの休憩所は、サービスセンターの脇にある喫煙所と、花木園の二か所だけです。

 

浜離宮恩賜庭園の見どころ

浜離宮恩賜庭園三百年の松
1709年(宝永6年)、六代将軍徳川家宣が植えたと伝えられている三百年の松は、都内最大級の黒松です。

浜離宮恩賜庭園潮入の池
東京湾の海水を水門から引き入れている潮入の池。潮の満ち引きによって風景が変わります。 

浜離宮恩賜庭お伝い橋
潮入の池に掛かるお伝い橋は長さが118m。小の字島を通り御茶屋に続いています。

浜離宮恩賜庭園庚申堂鴨場
浜離宮恩賜庭園には、1700年代に造られた鴨場が二か所あります。写真は中心部にある庚申堂鴨場。小窓の付いた観察小屋から渡り鳥の姿を見ることができます。

浜離宮恩賜庭園新銭座鴨場
浜離宮恩賜庭園の西側にある新銭座鴨場は、江戸時代の将軍も嗜んだ鷹狩や鴨猟という武家文化を伝える特別史跡。
のぞき窓から池の様子を観察できます。

浜離宮恩賜庭園延遼館の跡地
明治時代、外国人の来賓を迎える延遼館(えんりょうかん)という名の迎賓館が建っていました。
芝生と松の木が配された跡地は日本庭園の趣があります。

富士見山
富士見山は標高10mほどの築山で、明治時代は山頂から富士山が眺められたそうです。
石の階段を1分ほど歩いて行くと、山頂からは潮入の池や汐留のビル群が一望できます。

お花畑
築地川沿いにはお花畑とボタン園があり、春はボタンや菜の花、秋はコスモスなど季節の花を楽しむことができます。

馬場跡
馬場跡は江戸時代に馬術の練習が行われていた直線約100mのコースです。
馬場跡の西側には、新銭座鴨場へつづく散策路、東側には潮入の池へつづく散策路がそれぞれ通っています。

水門
浜離宮恩賜庭園には、東京湾から隅田川を通じて流れる海水の量を調節するために設けられた水門が三ケ所あります。
水上バスの航路になっている築地川水門。
東京湾側の堤防にある汐留川水門。
写真は、潮入の池に海水を引き入れている新桶の口山水門。

お上がり場
鳥羽伏見の戦いの後、徳川慶喜が大阪からこの将軍お上がり場で上陸して江戸城へ向かったとのエピソードが残っているお上がり場。
お上がり場の周辺からは、お台場やレインボーブリッジが眺められます。

浜離宮恩賜庭園旧稲生神社
明治29年、離宮内にあった数社の神社をまとめ建てられた旧稲荷神社。
元々の創建の時期など、その歴史は今も明らかにはなっていないようです。

 

浜離宮恩賜庭園の入口

浜離宮恩賜庭園の入口は二か所です。

浜離宮恩賜庭園大手門口
大手門橋を渡ると浜離宮恩賜庭園の入口、大手門口へ。新橋や銀座方面から来られる方は大手門口から入ります。
入口にあるサービスセンターには、庭園のパンフレットなども置いてありますので散策前に入手しておきましょう。

中の御門口
シオサイトに隣接している中の御門は、浜離宮恩賜庭園が造られた江戸時代からあった門で、明治初期には浜離宮の正門として皇族や諸外国の外交官を出迎えました。
汐留駅から浜離宮恩賜庭園へ行く方は、中の御門口が便利です。

水上バス発着所
築地川沿いにある東京水辺ラインの水上バス発着所。
浜離宮恩賜庭園から、日の出桟橋・浅草・お台場海浜公園行きの水上バスが出ていますので、庭園を散策した後は、東京湾クルーズを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 
浜離宮恩賜庭園マップ

 

浜離宮恩賜庭園へのアクセス

・都営大江戸線「築地市場駅」A1出口、または「汐留駅」C出口から大手門口まで徒歩8分(600m)

・JR「新橋駅」から大手門口まで徒歩12分(800m)

・JR「浜松町駅」から中の御門口まで徒歩13分(1.0km)
 

浜離宮恩賜庭園の駐車場

浜離宮恩賜庭園の大手門口に、障害者の方の車、および観光バス用の駐車場がありますが、一般車は駐車できませんので、お車の方は周辺の時間貸し駐車場を利用してください。
 
 
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住所 東京都中央区浜離宮庭園1-1
TEL : 03-3541-0200(サービスセンター)
公園情報入園時間 : 9時~17時
休園日 : 年末年始
入園料 : 300円 (小学生以下無料)
園内の施設・中島の御茶屋
営業時間 : 9時~16時45分
定休日 : 年末年始

・濱見世(土産物店)
営業時間 : 9時~16時30分
定休日 : 年末年始

・芳梅亭(貸集会所)
利用時間 : 9時~16時

・水上バス乗り場
・サービスセンター
                   
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